2025年4月12日(土)、花火イベント「富士山花火vsスピードウェイ2025」が富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催されました。今回で3回目の開催となる本イベントは、モータースポーツと花火が融合する富士スピードウェイならではの演出で、来場者を魅了する人気イベントです。会場では、約8,000発の花火が夜空を彩り、迫力ある花火ショーが観客を魅了しました。その様子を現地で取材してきましたのでご紹介します。
今回の花火ショーは、古舘伊知郎さんの迫力ある実況とともにスタート。6部構成のプログラムのトップバッターを務めたのは、株式会社イケブンです。「新しい地平線」をテーマに、未来への希望を感じさせる花火が夜空を彩りました。
パステルカラーの花火のパイオニアとされているイケブン。
時間差発光花火の技術にも定評があります。
春を感じさせるようなピンク色の花火にうっとり・・・。
第二章の「春の歓喜」を担当したのは「有限会社片貝煙火工業」。
リズミカルな音楽が流れる中、次々と花火が打ち上がります。まるで夜空に浮かぶミラーボールの様です。
シャンパンゴールドに煌めく花火。
夜空を鮮やかに彩ります。
高さによって異なる色で魅せる花火。
ここから曲調がジャズに変わり、シャワーに様な花火が登場。
しだれ柳のように流れる花火。
多彩な色で魅了。
春の公園に咲き誇る満開の花の様です。
乱れ打ち。
テンポ良く打ち上がり瞬きができません。
春爛漫。
満開の桜の様です。
難易度の高い時間差花火に釘付け。
第三章「別れと出会い」を担当したのは花火業界の老舗「株式会社丸玉屋小勝煙火店」。
米津玄師の「アイネクライネ」に合わせて打ち上がる花火。サビに合わせて弾ける花火に感動。
「アイネクライネ」のクライマックスを飾る。
続いて流れたのは米津玄師の「さよーならまたいつか!」。
情熱的な赤い花火が続きます。ゆっくりと流れ落ちる花火。
大玉の打ち上げ。ギリギリが画角に収まりました。
「さよーならまたいつか!」を締めくくる乱れ打ち。
ここからはDAOKOと米津玄師の「打上花火」。花火にピッタリの曲が来ましたね。
カラフルな花火。
美しいエメラルドグリーン。
ゆっくりとしたたり落ちるような演出もいいですね。
「打上花火」の楽曲に合わせてゆっくりと花火が打ち上がっていきます。
再びカラフルな花火。
歓声が上がった場面。
時間差花火再び。
乱れ打ち。
第四章は寄せられたメッセージとともに打ち上げられる花火。「有限会社片貝煙火工業」が担当されました。
第五章のテーマは「新たな芽吹き」。
打ち上げを担当したのは「野村花火工業株式会社」。
美しい青色の表現で有名でその演出は花火業界では「野村ブルー」と呼ばれます。
青紫の美しい色で魅了。
「大輪菊」と呼ばれる時間差花火。
「万華鏡」。
全国の花火大会でも受賞実績がある花火。思わずため息が漏れました。
緑を色調とした降り注ぐような花火。
ここから音楽が流れて再び打ち上げがスタート。
緑の万華。
夜空一面に野村ブルー。
そして、フィナーレを飾る第六章「光の旅路」がスタート。
花束の数々。
今回注目の二尺玉が登場。
古舘伊知郎さんによる臨場感あふれる実況も相まって、会場は大いに盛り上がりました。花火業界を代表する企業が集結し、花火通もうなるような打ち上げの連続に、来場者も大いに満足されている様子でした。次回の開催にも、期待が高まります。
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2025年04月17日 23:42 |
更新日 | 2025年04月17日 00:02 |