熱川温泉(静岡県賀茂郡東伊豆町)で2025年4月5日(土)、台湾をテーマにしたイベント「春色夜食市」が開催されました。熱川で台湾提灯が初めて点灯したのは、昨年の4月5日。今回はその初点灯からちょうど1年の節目を記念しての開催です。
当日は満開の桜も相まって、日本の風景と台湾の風景が美しく調和した、熱川ならではの光景が広がりました。
伊豆熱川駅の駅前広場を舞台にイベントのセレモニーが行われました。セレモニーに先立ち、「熱川道灌太鼓」の演奏が披露され、リズミカルで迫力ある音が熱川温泉の町に響き渡りました。
セレモニーでは主催者挨拶として、東伊豆町長の岩井茂樹氏がマイクを持ち、熱川と台湾のつながりへの想いを語りました。
会場を沸かせてくれたのが「中華獅子舞」の演舞です。獅子に頭を咬んでもらうと縁起が良いことから、積極的に噛まれに行く来場者の姿も見られました。
駅前広場付近から広場「はなはなパーク」を俯瞰した光景。台湾提灯で彩られている様子を一望できます。
台湾提灯の数も約1,200個とスケールアップされ、より一層見応えのある演出となりました。
この企画は、熱川と台湾の観光地・九份の雰囲気が似ていることから始まりました。提灯の赤い明かりが温泉街の街や水面を彩ります。
通りごとに異なる雰囲気が漂い、温泉街を歩くだけで様々な角度から写真を撮りたくなるようなフォトジェニックな空間が広がります。
当日は通りに露店が並び、台湾グルメや地元の味を求める人々で賑わいました。
広場「はなはなパーク」に設置されているネオンサインと台湾提灯。ネオンサインの「你来了」は「あなたは熱川に来た」という意味。熱川に来た記念の撮影スポットとして人気を集めました。
はなはなパークでも中華獅子舞が練り歩きました。
台湾の十分でも有名な天燈(ランタン)上げが、しおかぜ広場で行われました。台湾ではランタンに願いを書いて飛ばすと願いが叶うとされており、参加者はランタンにそれぞれの願いごとを書き込みました。ランタンには紐が付けられ、飛ばした後に回収、持ち帰ることができるので、参加者の方にとっては良い記念になったはずです。熱川の台湾提灯は通年で点灯されています。熱川を訪れる際は、ぜひ夜の幻想的な風景もお楽しみください。
※営業時間等が変更となっている可能性もございます。
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スポット名 | 熱川温泉(あたがわおんせん) 夜景スポットページはコチラ |
住所 | 静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本 地図はコチラ |
ジャンル | ライトアップ、 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 18:00~23:00 |
定休日 | なし |
公式・関連サイト | |
アクセス(電車) | |
アクセス(車) | |
備考 |
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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配信日 | 2025年04月15日 14:09 |
更新日 | 2025年04月15日 16:52 |