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九份の灯りが熱川へ、熱川の灯りが九份へ。日台をつなぐ提灯同時点灯、ゴールデンウィークに向け始動。

 九份の灯りが熱川へ、熱川の灯りが九份へ。日本の熱川と台湾の九份、ふたつの街が灯りで結ばれました。
 静岡県・東伊豆町の熱川温泉街に、台湾北部の山あいに広がる幻想的な夜景で知られる街・九份の提灯約120個が掲出され、ゴールデンウィークに向けてその灯りがともされています。手がけたのは「熱川に、九份が灯る。」まちづくり協議会。2025年10月に台湾・九份商圏発展協会と結んだ友好関係を背景に実現した、日台をつなぐ光の交流です。

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 熱川に掲出された約120個の提灯はすべて九份商圏発展協会から寄贈されたもの。クラウドファンディングによって整備された提灯回廊に並ぶその姿は、九份の灯り文化をそのまま持ち込んだような空間をつくりだしています。昼は太平洋を一望する開放的な海景、夜は提灯の光に包まれる幻想的な雰囲気の中で温泉を楽しめます。「海×灯り×温泉」という、熱川ならではの夜景体験が生まれました。

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 一方、台湾・九份でも熱川の提灯が約150個掲出されています。豎崎路(阿妹茶樓)周辺をはじめ、基山街・軽便路など、九份の中でも特に賑わうエリアに展開。山の街に日本の温泉地の灯りが加わることで、あの名高い夜景に新たな奥行きが生まれています。

 協議会会長の渡邊健司さんは、この取り組みについて「単なるイベントではなく、地域に新たな価値を生み出す"灯りの景観づくり"として進めてきた」と語ります。商工会が中心となって地域の事業者とともに積み重ねてきた活動は、温泉街への新たな人の流れや空き店舗への新規出店など、具体的な変化にもつながり始めているといいます。「九份との友好関係は、締結がゴールではなくスタート。文化・観光・経済の各分野での連携をさらに深めていきたい」と、今後への思いも力強くコメントされました。

 点灯期間は2026年7月末まで(予定)です。灯りをきっかけに、次の旅へ——その連鎖がいま、熱川と九份のあいだで静かに始まっています。

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ライター情報

ライター名 夜景写真家 中村勇太
プロフィール 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。
ライターWebサイト 夜景写真家 中村勇太公式サイト
夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太
SNSアカウント

X(Twitter): @yakeifan_naka

Instagram: yakeifan_nakamura

配信情報

配信日 2026年04月12日 22:04
更新日 2026年04月12日 22:23

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