東京の海の玄関口として1991年に開業した晴海埠頭の晴海客船ターミナル。約30年に渡り、客船に乗船する観光客などに親しまれてきましたが、2022年2月20日をもって閉館となりました。閉館日は2021年12月27日に公式サイトで発表されました。その後、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から急遽2022年1月11日より休館となり、再開されないまま閉館日を迎えました。閉館前に一度訪れたいと思われていた方にとっては残念な形となってしまいました。
近年、世界的にクルーズ客船の大型が進み、レインボーブリッジをくぐることが出来ない船に対応することができず役目に限界が見えてきました。これに対応するために登場したのが東京国際クルーズターミナルです。レインボーブリッジの外に位置するため、大型のクルーズ客船を迎えることができます。これにより、晴海客船ターミナルの役割低下が決定的となりました。他にもターミナル施設の老朽化により、閉鎖が判断されました。
晴海客船ターミナルは交通施設の役割だけでなく、観光スポットとしても人気が高く、特に夜景の名所としても知られてました。ターミナルからはレインボーブリッジのライトアップやお台場、浜松町エリアのビル群など東京湾に広がる夜景を一望することができました。また、水面に浮かぶオブジェは芸術的で撮影愛好家にも親しまれていました。人気夜景スポットの閉鎖は残念なことでありますが、2020年東京オリンピック・パラリンピック選手村跡地のHARUMI FLAGの開発など新たな夜景構成要素も誕生しております。今後の東京ベイエリアの進化に期待をしております。
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スポット名 | 晴海客船ターミナル(はるみきゃくせんたーみなる) 夜景スポットページはコチラ |
住所 | 東京都中央区晴海5-7-1 地図はコチラ |
ジャンル | ウォーターフロント夜景、 |
料金 | 無料 |
営業時間 | |
定休日 | |
公式・関連サイト | 晴海客船ターミナル|東京港客船ターミナル |
アクセス(電車) | |
アクセス(車) | |
備考 |
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2022年02月21日 13:14 |
更新日 | 2022年02月21日 13:38 |