沼津には独特な水族館があります。その名も「沼津港深海水族館」。深海の生き物に特化した水族館で、めったに見ることができない生き物が勢揃いしています。今回は、沼津港深海水族館の様子をご紹介します!
沼津港深海水族館があるのは沼津の人気観光エリア沼津港です。週末は、多くの観光客で賑わいます。なぜここに深海水族館が造られたかというと理由があります。沼津港の目の前は駿河湾が広がっており、最も深いところは2500mとかなりの深さがあります。深海と縁がある土地で、深海生物が採取しやすい環境ということもあり、館内にいる深海の生物の多くが駿河湾で採取されたものなのです。
館内は薄暗く壁は岩のようになっており、まるで深海にいるような雰囲気を感じることができます。壁の中にはいくつもの水槽が並んでおり、中には蟹やエビ、たこ、サメなど水族館の定番動物が泳いでいますが、いずれも深海動物で他の水族館では見ることができない珍しいものばかりです。色もカラフルで写真映えも抜群です!
当館のメインの展示物は生きた化石と言われている「シーラカンス」です。3億5000万年前と変わらぬ姿をしている貴重な存在で、さらにここに展示されているのはレプリカではなく本物!マイナス20度の環境下で保管されており、様々な角度から観察することができます。日本ではまだ見つかっていませんが、もしかしたら現在でも日本の深海にいると言われており、その発見が期待されています。
美しく目を引くのが透明骨格標本です。海の様々な生き物に薬品を使い、肉を透明にして骨を着色することで魚の体の作りが一目でわかるようにされています。 コンパクトな水族館ではありますが、展示されている生き物それぞれが興味を引くものばかりで見応え十分です!是非、普段はなかなか見ることはできない深海の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
スポット名 | 沼津港深海水族館(ぬまづこうしんかいすいぞくかん) |
住所 | 静岡県沼津市千本港町83番地 地図はコチラ |
料金 | 有料 大人(高校生以上)1,600円、こども(小・中学生)800円、幼児(4才以上)400円 |
営業時間 | 営業時間あり |
定休日 | なし |
公式・関連サイト | 沼津港深海水族館 |
アクセス(電車) | |
アクセス(バス) | |
アクセス(車) | |
備考 |
ライター名 | 夜景FAN編集部 |
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配信日 | 2022年03月17日 14:01 |
更新日 | 2022年03月17日 14:11 |