苗栗県公館郷の山腹にひっそりと佇む夜景レストラン「桐遊柿界」。市街地からはやや距離があるものの、その分、視界を遮るものはなく、眼下には公館エリアの街明かりが一面に広がります。地元では夜景を楽しめるレストランとして知られ、夜になると多くの来訪者で賑わいます。
今回は、台湾夜景コンシェルジュ・中村勇太が現地取材を行いました。実際に訪れて見えた桐遊柿界の魅力を、夜景を軸にご紹介します。
桐遊柿界は、苗栗県公館郷の山の中腹に位置しています。レストランまでのアクセスは山道を走ることとなり、夜間は街灯が少ないため、自身で運転して向かう場合は注意が必要です。とはいえ、この立地こそが、桐遊柿界ならではの開放的な眺望を生み出しています。
こちらが桐遊柿界の入口です。
入口に掲示されている中国語
「入園收100元清潔費 可抵消費金額」
は、「入園料として100元が必要ですが、その100元は店内の飲食代に充当できます」という意味になります。
敷地内は想像以上に開放的で、入口を抜けた瞬間から視線の先に夜景が広がります。座席は屋内席と屋外席に分かれていますが、桐遊柿界の最大の魅力はこの眺望。初訪問であれば、迷わず屋外席を選びたいところです。
広場に設置されている白いピアノ。
そしてライトアップされたアーチなど、写真映えする要素もありますが、どれも主張しすぎず、夜景の引き立て役に徹しています。
ドリンクはホットレモンティをチョイス。価格は120元。ティーポットで提供されます。
食事メニューも充実しており、火鍋は牛肉・豚肉・素食(ベジタリアン向け)から選択可能。価格はいずれも380元で、+20元でご飯を追加できます。
また、スパゲッティなどの軽食系メニューも用意されています。今回はアサリのスパゲッティ(280元)をチョイス。
そして、桐遊柿界最大の魅力が、この夜景です。眼下には公館の市街地が広がり、オレンジ色の幹線道路の光が、ゆるやかなカーブを描きながら街を貫いています。光の流れが明確で、街の構造を立体的に読み取れるのが印象的です。
奥でひときわ明るく見えるエリアが苗栗市街で、そのさらに奥には、赤く点滅する風力発電施設の灯りが連なります。
一方、南向きに視線を移すと、台中方面へと延びる高速道路の光のラインが浮かび上がります。 桐遊柿界の夜景は、いわゆるネオンが密集した大都市型ではなく、落ち着きがありながらもしっかり見応えがある夜景と言えます。山と平野、街明かりと暗がりが生み出すコントラストが、この場所ならではの夜景表情を形づくっています。
桐遊柿界は、「食事をしながら、夜景を静かにじっくり楽しみたい方」にこそ向いている夜景レストランです。台湾観光で訪れている方にとってはややアクセスが難しいですが、その条件を差し引いても訪れる価値は十分。苗栗エリアにおいては、数少ない“本気で夜景を楽しめるレストラン”と言える存在です。デート利用はもちろん、夜景そのものを目的に訪れる人にもおすすめ。
| 店舗名 | 桐遊柿界(とうゆうしかい) |
| 住所 | 苗栗県公館郷館東村12鄰166-6號 |
| 電話番号 | +88637232358 |
| 営業時間 |
【月・水・木・金】17:00~23:00 【土・日】15:00~23:00 |
| 定休日 | 火曜日 |
| 公式・関連サイト | |
| アクセス(車) | 公館郷の山腹エリア(夜間は街灯が少ないため運転注意) |
| 備考 | 入園清潔費100元が必要(店内の飲食代に充当可) |
| ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
| プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
| ライターWebサイト |
夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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| 配信日 | 2026年01月13日 15:29 |
| 更新日 | 2026年01月13日 16:36 |
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