こんばんは!夜景写真家中村勇太です。今回ご紹介するのは荻窪の紅葉スポット「大田黒公園」です。大田黒公園では2024年11月30日(土)から12月8日(日)まで、紅葉ライトアップが実施されます。そんな、鮮やかに色づく大田黒公園を取材してきましたので、見どころやスマホでの撮影のコツもご紹介いたします!
大田黒公園は、日本の音楽評論家として名高い大田黒元雄氏の屋敷跡を杉並区が整備し開園した公園です。まず来場者を出迎えてくれるのは銀杏並木です。住宅地から一歩入ると、そこは非日常感溢れる世界。温もりを感じる灯籠に導かれ進んで行きます。
銀杏並木を抜けると出迎えてくれるのは竹灯籠。幻想的で物語の世界の様です。
順路をそのまま進み、緩くカーブを描く辺りの場所が1つ目のオススメポイントです!紅葉のライトアップが川の水面を塗りつぶすように染め上げます。
2つ目のオススメポイントは池周辺です!東屋では、腰をかけてゆっくりを紅葉を鑑賞できます。
東屋の柱の間から写真を撮影すると、まるで紅葉が額縁の中に収まるような1枚となり、作品性が際立ちます。
池の水面に映る紅葉。取材時は赤、黄色、緑と色づきにばらつきがありましたが、このコントラストも色が映え美しく見えます。期間中の色の変化を楽しむのも、紅葉鑑賞の楽しみの1つですよ。
クローズアップして撮影するときは綺麗な葉を狙って撮影。背景に緑の葉があると紅葉に赤さも映えますね。
こんな美しい紅葉を目の前にしたら、スマホで撮影したくなりますよね。夜景写真家がスマホでも紅葉のライトアップを美しく撮るコツをご紹介します!
まずは、入口付近の銀杏並木をスマホで撮影するコツです。ここでは構図について考えてみます。まずは横構図で撮影。これはこれで綺麗ですが・・・
縦構図で撮影することで銀杏並木の奥行き感や高さを演出できます。
次に紅葉と紅葉が池の水面に映り込む美しいシーン。もう少し鮮やかさを欲しいところ。
そんな時は標準カメラアプリの機能「フィルター」で「ビビッド」を選ぶと紅葉の色を鮮やかに写せます。撮影後の編集機能でフィルター効果をかけられる機種もあります。
※機種によってフィルターの名称が異なる場合もあります
赤々と色づく紅葉。そのまま撮影すると、その場の雰囲気を伝える写真としてはありかと思いますが、作品性としてはいまいち。
1枚の葉にフォーカスして撮影することで、ボカしもきき作品性が増します。背景をボカしたい場合は「ポートレートモード」を活用するのも有効です。
みなさんも大田黒公園の紅葉ライトアップ、そしてスマホでの紅葉撮影をお楽しみください!
イベント名 | 大田黒公園紅葉ライトアップ |
開催場所 | 杉並区立大田黒公園(東京都杉並区荻窪3-33-12) |
開催期間 | 2024年11月30日(土)~12月8日(日) |
ライトアップ時間 |
月~木曜日:17:00~20:00(最終入園 19:45) 金~日曜日:17:00~21:00(最終入園 20:30) |
料金 | 大人300円、小中学生100円(就学前の子どもは無料) 通常開園時間の入場は無料 |
公式サイト | 大田黒公園公式サイト |
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2024年12月03日 20:40 |
更新日 | 2024年12月03日 20:49 |