こんばんは!夜景写真家中村勇太です。今回ご紹介するのは江の島の夏の風物詩「江の島灯籠」です。みなさんは見に行ったことありますか?江の島の龍神伝説にちなんだデザインの灯籠が、江島神社や江の島サムエル・コッキング苑など江の島島内の主要スポットに並び、島全体が幻想的な雰囲気に包まれるイベントです。灯籠の数は1,000基!現地の様子を取材してきましたので、夜景写真家目線で是非撮影を狙ってほしい視点も含め、ご紹介をしていきます。どこか懐かしい江島縁起の世界へ・・・レッツゴー!
江の島弁財天仲見世通りを突き当たりまで進むと出迎えてくれるのが江島神社の「大鳥居」と「瑞心門(ずいしんもん)」です。門と階段を含め、エリア全体を江の島誕生の伝承「江島縁起」を軸にした物語を光と音で演出します。人通りが多い箇所で、江の島灯籠の中でも特に人気の高いフォトスポットです。
色が次々と変化していき、しばらく眺めていても飽きません。
瑞心門の下に小さな池があります。ここから、瑞心門が水面を映り込み、リフレクション写真を撮影できます。瑞心門が綺麗に映り込む角度を狙って撮影しました。
瑞心門をくぐり、辺津宮へ向かいます。辺津宮へ続く階段には江島縁起をテーマにした灯籠が並び、江島縁起の世界へ導かれるような感覚を覚えます。
辺津宮では天女と五頭龍の恋が成就する「江島縁起」のエピソードや、二つの根がついた銀杏「むすびの樹」と恋愛が成就すると言われる「むすび絵馬」を表現。天女をお祀りしている辺津宮を舞台に恋愛成就を願った幻想的な空間を演出しています。花のように美しい貝細工のデザインも素敵。瑞心門から辺津宮までの演出は、ベルベッタ・デザインさんがご担当されています。
辺津宮から少し進むと灯籠が並んでおり、灯籠と辺津宮が撮影できるオススメポイントです!
中津宮の境内を照らすのは「羽衣灯籠」。風に揺らめく光景は非日常感溢れる物語の世界観を一層深める感じで引き込まれます!
階段を登り切り「江の島サムエル・コッキング苑」までやってきました。ここでも灯籠が来場者を導き、羽衣が揺らめきます。園内を歩いていると・・・可愛らしいミニ江の島シーキャンドルを発見。江の島シーキャンドルとミニ江の島シーキャンドル、羽衣が共演するこの角度はオススメ!
江の島シーキャンドルの麓を照らすボール型の灯籠。ここを取材したのはクリスマスシーズンの「湘南の宝石」以来でしたが、同じ場所なのに湘南の宝石のキラキラ感、江の島灯籠の温もりある世界観、というギャップに感動、益々江の島が好きになりました。是非、今年の夏は江の島灯籠で江島縁起の世界へ、そして浴衣を着て夕涼みしてみてはいかがでしょうか?
最後に、私が作成した「江の島灯籠」のリール動画をご覧下さい!
イベント名 | 江の島灯籠 2024 |
会場 | 江島神社(瑞心門・辺津宮・中津宮・奥津宮)/江の島サムエル・コッキング苑/江の島シーキャンドル/御岩屋道通り/江の島岩屋 他(神奈川県藤沢市) |
開催日程 | 2024年7月20日(土)~8月31日(土) |
点灯時間 | 18:00~20:30 土日祝および 8月12日(月・振休)~16日(金)は 18:00~21:00 |
料金(江の島サムエル・コッキング苑) | 江の島サムエル・コッキング苑 昼間無料 17時以降出場 大人 500円/小人 250円 ・江の島シーキャンドル(タワー)大人 500円/小人250円 ・江の島岩屋 大人(中学生以上)500円/小人(小学生)200円 |
公式・関連サイト | 【公式】江の島灯籠2024|1000基の灯籠によるライトアップ |
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
ライターWebサイト |
夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
SNSアカウント |
配信日 | 2024年08月07日 20:30 |
更新日 | 2024年08月07日 21:06 |