展望台から夜景を撮るとき、多くの人は窓の外に広がる景色だけを写そうとします。ガラスの映り込みを消し、できるだけクリアな夜景を残す。それは正しい選択の一つです。
ただ、あえて展望台内の光の演出を窓ガラスに映り込ませると、夜景は別の表情を見せます。室内の色やラインが都市の光と重なり、外の風景だけでなく「その場所に立っている体験」まで写り込みます。内と外が重なった瞬間、写真は単なる記録から一歩進みます。
もちろん、外だけを撮るつもりでも、うっかり映り込みが入ることはあります。問題は、偶然なのか意図なのか。その違いです。映り込みを消すときは徹底して消す。入れるなら、明確な意図を持って入れる。このメリハリが、写真の説得力を大きく左右します。
展望台の夜景は、窓の外だけにあるわけではありません。何を見せたいのかを自分で決めたとき、夜景は初めて“表現”になります。
| ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
| プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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| 配信日 | 2026年02月09日 16:11 |
| 更新日 | 2026年02月09日 16:17 |
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