【室蘭初】感謝と希望を届けるDRIVE IN 室蘭花火大会開催！

「DRIVE IN 室蘭花火大会」実行委員会 池野貴章さんからのメッセージ

“鉄のまち”と呼ばれる北海道室蘭市。室蘭で初めての開催となる、“車から見る花火”「DRIVE IN 室蘭花火大会」実行委員会の池野貴章です。この花火大会は、室蘭市の様々な団体やメディア、個人有志で構成された実行委員会が力を合わせて行うものです。
皆さんを代表して、私からお話させていただきます。

私たちはこれまで、室蘭を代表するお祭りである「むろらん港まつり」や「スワンフェスタ」をはじめ、室蘭で行われる様々なイベントに長年携わってきました。室蘭にご縁のある方なら「室蘭やきとり」を頬張りながら、工場夜景をバックに室蘭港の夜空に舞い上がる花火を見上げたことがあるのではないでしょうか。子ども時代に友人たちと、青春時代に恋人と、そして、大人になって家族と・・・。花火を見上げる度に、それぞれの物語が色鮮やかに蘇り、その記憶は現在に繋がっている。夜空に弾ける花火を一緒に見上げる時間はきっと「過去」と「現在」を繋ぐ、特別な時間なのだと思っています。
このコロナ禍のなか、我がまち室蘭も皆さんと同じく大変厳しい状況が続いています。

今この瞬間も、必死にコロナ禍と向かい合っている全ての医療従事者の皆さま。特に室蘭は、地域医療を担う3つの総合病院があり（室蘭だけでなく、近隣地域の医療も支えています）、関係者の負担は計り知れません。

そして、室蘭には、西いぶり最大と言われる繁華街もあります。「室蘭やきとり」を提供する各店舗をはじめ、飲食店の皆さまも大変厳しい状況が続いています。そして、そのほかの企業、市民も、新北海道スタイルへの対応など、初めての挑戦を日々闘っています。

室蘭の２大イベントである「むろらん港まつり」や「スワンフェスタ」ももちろん中止。神社のお祭りや、週末には必ず市内のどこかで開催されていた各種イベントも中止。会いたい人にも会えず、仲間と楽しい時間を過ごすこともできず、歌は歌えず、踊りも踊れず、花火は打ち上げられず・・・。お祭りの準備でつい熱くなり、仲間と口論をしていたことも、今となっては懐かしいやら、寂しいやら。特に、大切な時期に、思い出に残るイベントがなくなってしまった子どもたちのことを思うと、やるせない気持ちになることは皆さんもご理解いただけるかと思います。

厳しい状況が続いている皆さんに、感謝の気持ちや、応援エール、明日への希望になるようなことを、どうにかして届けられないだろうか？

そんなことを考えていたある日、3密を避けて車から花火を見るという「ドライブイン花火」という方法を知りました。室蘭の港周辺であれば、何とか駐車場を確保できるのではないかと仲間に相談したところ、整備されていない雑草が生茂る空き地を整備すれば、駐車場が確保できるのではないかとのこと。それから企画は動き出し、様々な皆さんに協力してもらいながら、現在、花火大会の開催に向けて準備を進めております。

引用元：【“鉄のまち”室蘭初！ドライブイン花火大会！】 YouTube配信×音楽×グルメも！感謝と希望を届けたい！ - クラウドファンディングのMotionGallery