「第十四回横浜夜景撮影&交流会 in 横浜桜木町ワシントンホテル」(共催:藤田観光株式会社 横浜桜木町ワシントンホテル、日本夜景オフィス株式会社)が、2026年5月9日(土)に横浜で開催されました。2025年3月にスタートした本シリーズは、毎回テーマを設けて夜景撮影の技法を学びながら参加者同士の交流も楽しめる人気企画。第十四回となる今回も、常連参加者と初参加者が和やかに集い、みなとみらいの夜景を舞台に充実した時間が生まれました。
今回のテーマは「露光間ズーム」。長時間露光中はカメラにも三脚にも触れないのが基本とされる夜景撮影において、あえてシャッターを開けている最中にズームリングを操作するという、常識を逆手に取った技法です。この操作によって点光源が放射状の線となって流れ、夜景に躍動感と幻想的な広がりが生まれます。
セミナーパートでは、夜景写真家・中村勇太氏が露光間ズームの仕組みと原理から丁寧に解説。ズームリングを操作することで焦点距離が変化し、光の結像位置がずれ続けることで線状に記録されるという仕組みを図解を交えて説明しました。また、光源の選び方、固定時間とズーム時間の配分、ズームリングを一定のリズムで回すコツ、テレ側とワイド側どちらで固定するかによる被写体の写り方の違いなど、実践に直結する内容が続き、参加者はメモを取りながら熱心に聞き入っていました。
露光間ズームで撮影した夜景写真
実践撮影は横浜桜木町ワシントンホテル周辺の夜景エリアへ。みなとみらいの観覧車やランドマークタワー、運河沿いのイルミネーションなど、点光源が豊富に広がるこのエリアは、露光間ズームの効果を引き出すには絶好の舞台です。参加者はそれぞれ三脚を立て、ズームリングを操作するタイミングや速度を試行錯誤しながら、次々とシャッターを切っていました。
撮影中は「光跡がうまく出た!」「ズームの速さを変えると全然違う」といった声があちこちで上がり、その場で撮影した写真を見せ合いながら自然な会話が広がっていきました。「回し続けると光跡がアクセントになり、途中で止めると止めた瞬間の像が残って1枚の中に複数の時間が同居する」という講師の言葉に、参加者が実際の作例を確認しながら納得する場面も印象的でした。
参加者からは「夜景撮影でこんな表現ができるとは思わなかった」「難しかったけれど、何枚も撮るうちにコツがつかめてきた」「また次回も参加したい」といった声が聞かれ、新しい技法への挑戦が参加者の撮影意欲をさらに高めた回となりました。
次回「第十五回横浜夜景撮影&交流会 in 横浜桜木町ワシントンホテル」は2026年6月に開催予定です。
中村勇太
夜景写真家
| 配信日 | 2026年05月10日 15:42 |
| 更新日 | 2026年05月11日 16:47 |
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