てんぽうパークでは5月12日(日)まで春の雰囲気を楽しめる「てんぼうパーク さくらまつり」が開催されます。桜の装飾が施され屋内にいながらお花見気分を満喫できます。「てんぼうパークCAFE」ではお花見メニューが期間限定で販売されます。
関連ページ:サンシャイン60展望台「てんぼうパーク さくらまつり」で春を満喫! | 夜景FANマガジン
こんばんは!夜景写真家の中村勇太です。今回もオススメの夜景スポットをご紹介します。今回ご紹介するのは豊島区の池袋にそびえる超高層ビル「サンシャイン60」の展望台です。高さ240mのサンシャイン60。1978年の開業当時は東洋一の高さを誇るビルでした。そのビルの最上階にある展望台ですが、実はリニューアルにより姿を変えています。2015年にリニューアル工事の為休館。翌年、2016年にSKY CIRCUS サンシャイン60展望台がオープン。VRなど最新のテクノロジーと眺望が共演する新しいタイプの展望台として話題を集めました。ですが、2022年に再びリニューアル工事の為休館。そして、今回新たに誕生したのが「てんぼうパーク」です!「365日、公園びより。」をテーマに、空に浮かぶ公園をイメージした展望台に生まれ変わりました。
1978年に開業したサンシャイン60展望台。2015年には入場者数が4,000万人を突破しました。
年 | 出来事 |
1978年 | サンシャイン60展望台営業開始 |
1993年 | 日本初の屋上開放型デッキ「スカイデッキ」新設 |
2016年 | SKY CIRCUSサンシャイン60展望台オープン |
2023年 | サンシャイン60展望台 てんぼうパークオープン |
サンシャインシティB1より専用エレベーターで展望台に上がります。
アクセス(電車) | 池袋駅35番出口から徒歩8分 東池袋駅(東京メトロ有楽町線)から徒歩約3分 都電荒川線 東池袋四丁目停留場から徒歩約4分 |
区分 | 平日 | 土日祝 |
大人(高校生以上) | 700円~ | 900円~ |
こども(小・中学生) | 500円~ | 600円~ |
小学生未満 | 無料 ※団体入場の際は有料 |
※時季や特別営業時は料金が変動します。
前売り券等は以下のページから購入できます。
てんぼうパーク サンシャイン60展望台 入場チケット
景色の鑑賞をさらに楽しめるツールとして音声ガイド「東京パノラマガイド」が用意されています。スマホを通じて、てんぼうパークから眺める景色の解説を聞けます。金額はアプリ販売価格が650円。展望台受付販売価格が500円。展望の受付で購入するほうがお得ですよ。展望の受付で購入する場合、指定されたQRコードを読み込むことで利用開始となります。
QRコードを読み込むと言語を選ぶ画面が表示されます。言語は日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語が用意されています。なお、日本語版では声優の石谷春貴さんがナレーションを担当しています。
言語を選んだ後はアプリで利用するか、ブラウザで利用するか選択します。
どちらもコンテンツ内容は同じです。こちらはブラウザ版の画面。再生ボタンをタップすると音声が再生されます。
こちらはアプリ版の画面です。
木々に囲まれた木漏れ日の差す公園をイメージ。夜には木漏れ日の演出も。
エレベーターホールから展望台のエントランスに入ったら順路は右側になります。まずはアートウォールが来場者をお出迎え。イラストレイターの米村知倫(よねむらとしのり)氏による、てんぼうパークのイラストマップ内では施設内での過ごし方や各方面から見える景色、豊島区内の4つの公園を紹介しています。このアートウォールからも東京タワーや東京スカイツリー、東京ドーム、富士山など様々なランドマーク、シンボルが見えることがわかります。
モザイクミラーにより、外と中の景色が上下左右反転して映り込んだ写真が撮れるスポットです。外の景色がモザイク状のミラーに映り込み、まるで吸い込まれる様な感覚にもなりいつもの風景が違って見えます。
ミラーをのぞき込むとミラーに眺望が逆さに映り込む様子が見え面白いです。
モザイクミラーの右方向には雲をモチーフにしたトンネルがあり、てんぼうの丘までのワクワク感を高めてくれます。
人工芝生がエリアいっぱいに広がります。芝生に段差があり、道が蛇行しているのも人工なのに自然らしさが感じられるポイントです。
てんぼうの丘に咲く季節の花。季節によって花が入れ替わります。4月の取材時にはマーガレット、クレマチス、ラナンキュラスが咲いていました。
こちらはレジャーシート。展望台内で自由に使うことができます。
芝生の上にレジャーシートを広げればピクニック気分を楽しめます!人工芝の一部等は平日11時30分から14時は持ち込んだ飲食物を飲食できます。天候に左右されることなく、芝生の上でランチタイムを過ごせます。
てんぼうの丘のブランコ。
目の前に絶景が広がるブランコ。他のスポットにあるでしょうか?
てんぼうの丘には虫や鳥など公園に生息する生き物がいたる場所に隠れています。是非探してみてください。
南東方面は東京スカイツリーや上野公園、東京ドーム、東京ディズニーリゾート、虎ノ門ヒルズ、レインボーブリッジ、東京タワー、六本木ヒルズ等が見えます。
南西方面は目の前に豊島区役所、新宿西口の高層ビル群、NTTドコモ代々木ビル等が見えます。
北西方面は池袋駅前の繁華街をメインに、さいたま新都心、秩父連山等が見えます。
北東方面は筑波山や日光連山等が見えます。
てんぼうパークの中にある「てんぼうパークCAFE」。内装は、白を基調として清潔感があります。落ち着いた雰囲気で朗らかな気持ちになるようなデザインです。
てんぼうパークCAFEの座席はテーブル席とカウンター席が用意されています。こちらはテーブル席。
こちらがカウンター席。景色を眺めながら飲食を楽しみたいならカウンター席の方がオススメです。
電源やWi-Fiも完備しており、絶景を眺めながらデスクワークをすることもできます。
夜景を眺めながらのパソコンでの仕事。夜景写真家の私にとっては最高の環境です!
ここでしか味わうことの出来ないオリジナルのフードメニューやドリンクなどを、過ごす時間帯によって異なる表情をみせる眺望と共に楽しめます。ここでは主なメニューをご紹介します。
玉ねぎをじっくり煮こんで作った本格的スパイスカレーです。スパイスを贅沢に使い時間をかけて仕上げました。カレー好きの方も納得の味です!白米、ターメリックライス、黒米、3種類のご飯で楽しめます。
※掲載写真はポーチドエッグをトッピングしたものです
青空に広がる雲と虹を表現したてんぼうパークカフェ限定の青いバナナスムージーです。糖度が高く濃厚なバナナをベースに、スーパーフードのスピルリナで青空を表現。雲に見立てたホイップクリームと虹のようにカラフルなおいりで可愛らしさ増し増し。
てんぼうの丘の芝生のような、見た目も可愛い抹茶ラテ。黒みつとわらび餅が入っていて、もっちりとして食感が楽しめます。
月に照らされた夜空をイメージしたドリンク。ソーダレモネードに蜂蜜漬けのレモン果皮を加え、味に深みをプラス。バタフライピーティーと月をイメージしたオレンジゼリーが幻想的な夜景を演出します。
館内には生き物をモチーフにしたキッズファニチャーや知育玩具、絵本が用意されています。
18ヶ月未満の子供専用「ハイハイスペース」では、小さな子供連れでも長時間安心して楽しめます。
展望台内のベビールームでは、授乳用個室、調乳用温水器、休憩スペースなど小さなお子様を連れてのお出かけを万全の設備で出迎えてくれます。壁面には卵の殻を原料としたサスティナブルな素材を使用。雲に包まれているようなやわらかみのある空間です。
夜は出来る限り照度を落としながらも、光がゆらめく演出を取り入れ、上品な花の香りのアロマやオリジナルBGMが五感を刺激する大人の空間を創ります。また、夜はまるで本物の焚き火のような日の揺らぎに癒やされながら夜景を楽しめます。
目の前にそびえる高層マンションの存在により、夜景が立体的、より奥行きを感じられます。やはり東京スカイツリーと東京タワーは目立ちますね。
真っ正面に見えるのは新宿の高層ビル群の夜景。
エネルギッシュな池袋駅前の繁華街の夜景。
各方面、それぞれ夜景に違いが感じられ長時間滞在していてもじっくりと楽しませてくれます。
みなさん、スマホで夜景を撮りたくないですか?夜景写真家の中村勇太がサンシャイン60展望台 てんぼうパークでのスマホ夜景撮影のコツをお教えします!
窓ガラス越しの夜景撮影で悩むのは映り込みではないでしょうか?このような映り込みは、後で写真修正しようと思っても難しいです。
映り込みは撮影するときにしっかり防ぎましょう。防ぐ方法は簡単。スマホを窓ガラスに近づけて撮影しましょう。これだけで映り込みが大幅に軽減できます。角度を変えるだけでも映り込みが軽減することをあるので、試してみてください。
スマホでの夜景撮影のコツについては以下のページもご覧下さい!
夜景写真家が教えるスマホ夜景撮影のコツ・撮り方・写真比較・アプリ・オススメのスマホを解説!
※営業時間等が変更となっている可能性もございます。
夜景FANの公式LINEアカウントからご相談いただくことが可能ですので是非ご利用ください。
スポット名 | サンシャイン60展望台 てんぼうパーク(さんしゃいん60てんぼうだい てんぼうぱーく) 夜景スポットページはコチラ |
住所 | 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ サンシャイン60ビル・60F 地図はコチラ |
ジャンル | 都市夜景、ビル・展望施設、 |
料金 | 有料 大人(高校生以上)平日700円~、土日祝900円~ こども(小・中学生)平日500円~、土日祝600円~ 小学生未満 無料 |
営業時間 | 11:00~21:00 ※最終入場 20:00まで ※特別営業時は変更する可能性があります |
定休日 | なし |
公式・関連サイト | サンシャイン60展望台「てんぼうパーク」 |
アクセス(電車) | 池袋駅35番出口から徒歩8分 東池袋駅(東京メトロ有楽町線)から徒歩約3分 都電荒川線 東池袋四丁目停留場から徒歩約4分 |
アクセス(車) | 首都高速5号線東池袋出口から直結 |
備考 |
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2023年04月11日 14:31 |
更新日 | 2024年04月09日 17:49 |