▲クルーズ船から眺める横浜みなとみらい21地区の夜景
こんばんは!夜景写真家中村勇太です。夜景&イルミネーションシーズン真っ最中。みなさんはイルミネーション、楽しんでいますか?今回ご紹介するのは横浜の冬の夜を彩るイルミネーションイベント「夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2024〉」。今回は過去最大規模の演出で、横浜の街全体が光と音楽で躍動する幻想的な光景を楽しめます。
「ヨルノヨ2024」は、「夜の横浜イルミネーション2024-25」の一環として、2024年12月5日(木)から12月30日(月)までの期間、横浜都心臨海部を舞台に繰り広げられます。今年のテーマは「星降るみなと」。歴史的建造物や近代ビル群を含む42の施設が連動する「ハイライト・オブ・ヨコハマ」、光のくじらが泳ぐプロジェクションマッピング「大さん橋くじら座」、日本最大級のインタラクティブ・デジタルアート「Star Tree」など、多彩なプログラムが用意されています。開催日の前日、12月4日(水)には報道関係者向けのデモンストレーションが行われ、私も取材してきましたので、現地の様子をご紹介いたします!
「ハイライト・オブ・ヨコハマ」は、みなとみらいエリアから山下公園にかけて横浜の街全体を光と音で一体化させる壮大なスペクタクルショーです。今回のショーでは過去最大となる42施設が参加し、横浜赤レンガ倉庫等の歴史的建造物、横浜ランドマークタワー等の近代的なビル群、観覧車「コスモクロック21」など、横浜の象徴的なスポットが連動して演出されます。
1回あたりのショーは5分間。港の水面に映り込む光や街のシルエットが音楽とともに生き生きと躍動します。この光景はベイエリアのいたる場所から鑑賞できますが、私のオススメは大さん橋の屋上広場です!360度パノラマビューで夜景を楽しむことができ、横浜港を見渡しながら光と音の融合を満喫できます。ショーは17時から21時までの間に30分おきに各5分間、計9回実施されますので、一夜に何度も鑑賞するチャンスがあります!色が目まぐるしく変化する演出なので、写真撮影派の方はシャッタースピードを上げて、一瞬を切り取る様に撮影するのがポイントですよ!
赤レンガパーク(水際線)、アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉、NHK横浜放送局(タワー)、大さん橋ふ頭ビル、神奈川県警察本部庁舎、神奈川県庁本庁舎、神奈川県民ホール、クイーンズタワーA、クイーンズタワーB、コレットマーレ、産業貿易センタービル、シタディーンハーバーフロント横浜、新港中央広場、大観覧車コスモクロック21、ナビオス横浜、日本郵船氷川丸、ハマウィング、ハンマーヘッドクレーン、ぷかり桟橋、ホテルニューグランド、MARK IS みなとみらい、みなとみらいグランドセントラルタワー、女神橋、山下公園(水際線)、山下公園通り(イチョウ並木)、山下公園(噴水)、山下臨港線プロムナード、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル、横浜港大さん橋国際客船ターミナル、よこはまコスモワールド、横浜市開港記念会館、横浜市庁舎、横浜市庁舎 水辺プラザ、横浜税関、横浜ハンマーヘッド、横浜美術館、横浜マリンタワー、横浜みなとみらいホール、横浜メディアタワー、横浜ランドマークプラザ、横浜ランドマークタワー、横浜ワールドポーターズ
「大さん橋くじら座」は大さん橋国際客船ターミナルで繰り広げられる演出で、日本最大級の参加型プロジェクションマッピングとして毎年多くの人を魅了しています。
今年はさらにパワーアップし、親子のくじらが初登場。海を模した波打つようなウッドデッキ「くじらのせなか」が、幻想的な光の舞台に変わります。このマッピングでは、観客も演出の中に入って楽しむことができます。大さん橋では「ハイライト・オブ・ヨコハマ」と「大さん橋くじら座」を鑑賞できる贅沢なスポットです。プロジェクションマッピングと、周辺に広がる横浜の夜景を併せて楽しんでみてください!
山下公園に設置される「Star Tree」は、光と音、そして星をテーマにしたインタラクティブ・デジタルアートです。全長250メートルにわたる日本最大級のスケールで展開され、歩くたびに動きや音が反応する不思議な仕掛けが用意されています。
「Star Tree」の光は、地上に星が降り注ぐような幻想的な演出を生み出し、公園全体を輝かせます。夜空に煌めく星々と、氷川丸やマリンタワーなどの横浜のランドマークが織りなす夜景が相まって、この時期ならではのロマンチックな空間が広がります。
ヨルノヨの各スポットの様子をご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?ヨルノヨの広報を担当されている野尻さんは「ハイライト・オブ・ヨコハマも大さん橋くじら座も昨年よりスケールアップしているのが見どころ。横浜の街を巡りながら楽しんでほしい。」とヨルノヨの魅力を語っていました。街全体で光と音の表現をする演出は、全国的に見ても珍しく、美しく、そして迫力を感じます。象の鼻パーク等の公園やホテルの客室等、とにかくビューポイントは無数にあるので、是非みなさんのお気に入りの視点を探しながら、ヨルノヨを楽しんでください!
イベント名 | 「夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2024〉」 |
開催期間 | 2024年12月5日(木)〜12月30日(月) 17:00〜21:05 |
会場 | 横浜都心臨海部 (横浜港大さん橋国際客船ターミナル、山下公園等) |
入場料 | 無料 |
主催 | クリエイティブ・ライト・ヨコハマ実行委員会 |
共催 | 横浜市 |
イベント実施事業者 | 株式会社PixelEngine、アクティオ株式会社、ウシオライティング株式会社 |
公式ホームページ | ヨルノヨ|夜にあらわれる光の横浜 - 夜の横浜イルミネーション2024-25 |
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2024年12月04日 21:35 |
更新日 | 2024年12月05日 12:04 |