街の夜景は、常に同じ姿でそこにあり続けるわけではありません。新しいビルや構造物が建ち、以前は見えていた景色が見えなくなることもあります。そうした変化に対して、「ビルが邪魔」「前の方がよかった」と残念がる声を耳にすることも少なくありません。気持ちは分かります。慣れ親しんだ夜景が変わると、どうしても寂しさや違和感を覚えてしまうものです。ただ、その感情に引きずられたまま夜景を眺めていると、せっかくの鑑賞体験が窮屈になってしまいます。
街が変わるということは、夜景も新しくなったということです。光の配置が変わり、見え方が変わり、街のリズムも少しずつ書き換えられていきます。それは「失われた」のではなく、「更新された」と捉えることもできます。
夜景は街とともに、成長し、変化し続けるものです。以前と同じ夜景を求めるよりも、「今、この街はどんな表情をしているのか」と向き合う方が、夜景鑑賞はずっと楽しくなります。
変化を嘆くより、変化を受け入れる。そう意識するだけで、視界は自然と広がります。街の変化を素直に受け止めたとき、夜景はまた新しい魅力を見せてくれるはずです。
| ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
| プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
| ライターWebサイト |
夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
| SNSアカウント |
| 配信日 | 2026年01月19日 12:16 |
| 更新日 | 2026年01月19日 12:22 |
夜景FAN編集部 電話046-289-3258(営業時間10:00~17:00)
夜景FANは日本夜景オフィス株式会社が制作・運営しております
Copyright© 2024 YAKEI FAN. All Rights Reserved.