夜景FAN
夜景FAN

繁體中文

台湾の国慶日は夜景旅行におすすめ?現地取材で感じた魅力と注意点

台湾の国慶日は夜景旅行におすすめ?現地取材で感じた魅力と注意点

 台湾では毎年10月10日に「国慶日(双十節)」を迎え、各地で祝賀行事が開催されます。夜景を目的に台湾を訪れるなら、この時期はおすすめなのでしょうか?

 2026年10月、夜景FAN編集部では国慶日に合わせて台北を訪問。台北101の花火・ドローンショーや総統府のプロジェクションマッピングを現地取材しました。実際に足を運んで感じた国慶日ならではの夜景の魅力と、旅行前に知っておきたい注意点をご紹介します。

国慶日にしか見られない特別な夜景

 国慶日の台湾をおすすめする一番の理由は、この時期ならではの夜景に出会えることです。

pic_taipei101-national-day-hanabi202601.jpg

 2026年10月10日(土)の夜、台北101では花火と600機のドローンによるショーが開催されました。超高層ビルから直接花火が打ち上がる光景は、日本ではまず考えられないものです。それだけでも見る価値がありますが、今回はドローンショーも加わり、次々と変化する演出を楽しめました。

 ドローンが夜空に描き出すのは、台湾の文化や人々の暮らしにまつわるさまざまな図柄。光の演出を眺めながら、台湾を知り、感じられることも、このショーの魅力です。台北101の年越し花火も有名ですが、国慶日はドローンショーが加わることで、より多彩な展開を楽しめました。

pic_taiwan-national-day-projection-mapping202602.jpg

 また、10月7日(水)から10日(土)まで、総統府ではプロジェクションマッピングが開催されました。歴史ある建築物の外壁に、台湾の歴史や文化を表現した映像が映し出される光景は、歴史と最新技術の融合そのもの。台北101とは異なる魅力を持つ夜景イベントでした。

国慶日の台北は街を歩くだけでも楽しい

pic_taiwan-national-day-nightscape-travel04.jpg

 国慶日の雰囲気は、イベント会場だけに限りません。台北市内では街のあちこちに中華民国国旗が掲げられ、普段とは違う街並みが広がっていました。

 こうした風景も、国慶日の時期に台湾を訪れる楽しみの一つです。花火やプロジェクションマッピングのような大規模なイベントだけでなく、街を歩きながら祝賀ムードを感じられるのも、この時期ならではでした。

気になるのはホテル代。年越し並みの料金に

 国慶日の台湾旅行で、最も注意したいのがホテルの宿泊料金です。

pic_taiwan-national-day-nightscape-travel02.jpg

 今回、台北でいつも利用しているホテルの料金を調べたところ、通常の約3倍になっていました。台北101の年越し花火を取材する時期と同じくらいの料金水準です。国慶日の特別な夜景にはそれだけの魅力がありますが、宿泊費は決して軽視できません。

 もちろん、すべてのホテルが同じように値上がりするわけではありません。立地や予約時期によって料金は異なりますが、国慶日の時期に旅行を計画するなら、航空券とホテルは早めに確保しておきたいところです。

年越しほどの混雑ではないものの、帰りのMRTには注意

pic_taipei101-national-day-hanabi202602.jpg

 台北101の花火・ドローンショーには、多くの観客が集まりました。ただし、年越しのカウントダウン花火と比べると、場所取りの競争や会場の混雑はそれほど激しくありませんでした。それでも、会場となった台北市政府前の市民広場は大勢の人で賑わっていました。

 今回は撮影場所を確保するため、12時頃から現地で待機しましたが、結果的には早すぎた印象です。2026年の状況であれば、夕方頃からでも撮影場所を確保できたと思います。ただし、混雑状況は開催年や観覧場所によって異なるため、撮影を目的に訪れる場合は余裕を持った行動をおすすめします。

 特に注意したいのが、イベント終了後の帰り道です。今回もショーの終了後は大勢の観客が一斉に移動し、MRTの駅に入るだけでも苦労するほどの混雑でした。年越しほどではないからといって、帰り道まで空いているわけではありません。イベント終了後は時間に余裕を持ち、混雑を避けて少し時間をずらして移動することも検討するとよいでしょう。

旅行日程は2〜3泊がおすすめ

pic_taiwan-national-day-nightscape-travel03.jpg

 国慶日の夜景を目的に台北を訪れるなら、2〜3泊程度の日程がおすすめです。

 今回のように、台北101の花火と総統府のプロジェクションマッピングが異なる日程でも開催されていれば、複数の夜に分けて楽しめます。また、イベントのない時間には、台北市内の夜景スポットを巡ることもできます。

 ただし、国慶日には休業する店舗や営業時間を変更する店舗もあるため、行きたい飲食店や施設がある場合は、事前に営業情報を確認しておきましょう。

 また、イベントの開催内容や日程は毎年同じとは限りません。特定の花火やライトアップを目的に渡航する場合は、最新の公式情報を確認することが大切です。

国慶日の台湾は夜景好きにおすすめできる?

pic_taiwan-national-day-projection-mapping202621.jpg

 今回の現地取材を終えて、国慶日の台湾は夜景好きにおすすめできる時期だと感じました。

 台北101から打ち上がる花火とドローンショー、歴史ある総統府を彩るプロジェクションマッピング、そして国旗が並ぶ街の風景。普段の台湾旅行とは違う光景に出会えました。

 一方で、ホテル代の高さは大きなデメリットです。宿泊費を抑えてゆっくり夜景を巡りたい方にとっては、必ずしも最適な時期とはいえないでしょう。

 それでも、国慶日ならではの賑わいや、この日だけの夜景を楽しみたい方には、ぜひ一度訪れてほしいと思います。

台湾の夜景は、どの季節に訪れても面白い

pic_taiwan-yakei-recommend02.jpg

 国慶日の台湾には、この時期ならではの特別な夜景があります。しかし、台湾の夜景の魅力は国慶日だけではありません。

 これまで何度も台湾各地を訪れ、夜景を撮影してきましたが、同じ場所を再び訪れても、新しい発見や出会いがあります。街並みや光の表情はもちろん、その土地の雰囲気や人々との出会いも、台湾の夜景を巡る楽しさの一つです。

 国慶日の華やかな夜景を楽しむ旅も、普段の街並みをじっくり眺める旅も、どちらにも違った良さがあります。

 何度訪れても、新しい発見と出会いがある台湾。国慶日はもちろん、どの季節に訪れても台湾の夜景はおすすめです。

中村勇太

MONTHLY EVENT — 会いに行ける夜景メディア

夜景FAN編集長と一緒に、夜景を撮りに行きませんか?

夜景写真家・中村勇太が直接レクチャーする毎月開催の夜景撮影会。初心者歓迎・スマホ参加OK。

撮影会の詳細・申し込み

ライター情報

中村勇太

中村勇太

夜景写真家/夜景ジャーナリスト

日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。

対応可能な仕事

夜景撮影、執筆、解説・ガイド、講師、イベントの企画・監修

出演番組

日本テレビ「ZIP!」「ヒルナンデス!」、テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」「じゅん散歩」、NHK「ひるまえほっと」など

このライターに仕事を依頼する

配信情報

配信日 2026年10月12日 13:08
更新日 2026年10月12日 13:47

前後の記事

前の記事 「高田松原花火」が本日開催 岩手県陸前高田市で19時から打ち上げ予定 「高田松原花火」が本日開催 岩手県陸前高田市で19時から打ち上げ予定 次の記事 【10月12日】熱海海上花火大会が本日開催!熱海の秋の夜空を彩る 【10月12日】熱海海上花火大会が本日開催!熱海の秋の夜空を彩る

新着記事

夜景マガジントップへ

SNS Follow
SNSで夜景情報をチェック

Facebook Instagram X(旧Twitter) LINE公式

夜景・花火・夜桜・ライトアップ情報を発信中

夜景FAN
夜景FAN編集部 電話046-289-3258(営業時間10:00~17:00)
夜景FANは日本夜景オフィス株式会社が制作・運営しております
Copyright© 2026 YAKEI FAN. All Rights Reserved.