池袋・サンシャイン60展望台「てんぼうパーク」で開催中の「てんぼうパーク さくらまつり」を取材してきました。海抜251mに位置する屋内の展望空間が、桜と春の花々に彩られ、“空の公園”として春仕様に変化。天候や花粉を気にせずお花見気分を楽しめるのが大きな特徴です。実際に現地を体験してみると、単なる装飾イベントではなく、空間設計・香り・撮影導線・飲食まで含めてしっかり作り込まれているイベントでした。
「てんぼうパーク さくらまつり」は、2026年2月26日から5月10日まで開催されています。会場はサンシャイン60ビル60階、海抜251mの展望台「てんぼうパーク」。「空の公園」というコンセプトのもと、2023年にリニューアルされた施設で、365日快適に過ごせる屋内公園のような空間が特徴です。今回のさくらまつりでは、豊島区がソメイヨシノ発祥の地であることにちなみ、桜をテーマにした装飾や体験が展開されています。
昼はファミリー層を中心に賑わい、ベビールームなどの設備も充実。夜は夜景とライトアップによる大人向けの雰囲気へと切り替わり、カップルや友人同士でも楽しめる空間となっています。
会場に入ってまず目に入るのが、エントランスの華やかな装飾です。桜を中心にしながらも、春の花々が組み合わされ、カラフルで明るい印象に仕上がっています。
てんぼうパークのロゴは、展望台の窓をモチーフにしたデザインで、朝・昼・夕・夜の移ろいや四季を表現しているとのこと。こうしたコンセプトも含め、入口からすでに「空の公園」という世界観が伝わってきます。
エントランス近くには、ミラーを活用した空間演出も用意されています。天井や壁面に反射することで、桜の装飾が何層にも広がるように見え、実際以上の奥行きを感じることができます。
この場所は、視覚的な面白さだけでなく撮影スポットとしても優秀です。反射を活かすことで、非現実的な構図や奥行きのある写真が撮影でき、同じ場所でも撮り方次第で印象が大きく変わります。
メインスポットともいえる「てんぼうの丘」は、今回のイベントの核となるエリアです。桜と春の花々が配置され、屋内にいながら公園のような空間が広がっています。
特徴的なのは、桜の構成です。幹や枝には豊島区ゆかりのソメイヨシノの本物の枝を使用しており、リアルな質感を再現。一方で花は散ってしまうため造花を組み合わせ、常に満開の状態を維持しています。
さらに足元にはマーガレットやチューリップなどの春の花々があしらわれ、桜だけでなく多層的な花の構成によって、立体感のある空間が演出されています。
また、昼と夜で香りの演出も変化します。昼はオレンジやレモンなど柑橘系を中心とした明るく温かみのある香り、夜はヒノキなどを用いた落ち着いた香りに切り替わり、視覚だけでなく嗅覚でも空間の変化を感じることができます。
窓際にはブランコ型のベンチが設置されており、人気のフォトスポットとなっています。桜や花の装飾に囲まれながら、東京の街並みを背景に撮影できる構成です。
今回の装飾では、従来の桜一色ではなくカラフルな花が取り入れられており、より明るく華やかな印象に。人物を入れた撮影でも自然に構図が整いやすく、記念写真にも適したスポットでした。
17時以降は、提灯の無料貸し出しが行われています。来場者が実際に提灯を持って館内を巡ることができる体験型の演出です。
館内の「てんぼうパークCAFE」では、春限定メニューが展開されています。今回は以下の3品を実際にいただきました。
「春の彩りちらし弁当」は、錦糸卵の黄色や桜でんぶのピンクが印象的で、見た目から春らしさを感じられる一品です。エビグラタンやタコさんウインナーなど、親しみやすいおかずが揃っており、幅広い世代で楽しめる内容となっていました。
「ピーチソーダフロート」は、ピーチの甘さと炭酸の爽やかさにアイスのコクが加わり、バランスの良い味わいです。見た目も華やかで、写真映えするドリンクでした。
「花灯す夜桜ソーダ」は、夜の演出として特に印象的な一杯です。光を灯す仕様になっており、桜型のゼリーが浮かぶなど、視覚的な楽しさも際立ちます。夜景や装飾と組み合わせることで、イベントならではの一枚を撮影できます。
「てんぼうパーク さくらまつり」は、屋内で気軽に春を楽しめるだけでなく、空間演出・香り・体験・食事まで含めて丁寧に設計されたイベントでした。昼はピクニックのように過ごし、夜は夜景とともにしっとりとした時間を楽しむなど、時間帯によって異なる楽しみ方ができるのも魅力です。
天候に左右されずにお花見気分を味わいたい方や、春らしい写真を撮影したい方には特におすすめのスポットです。池袋の街を見下ろしながら、“空の公園”で春を感じてみてはいかがでしょうか。
| イベント名 | てんぼうパーク さくらまつり |
|---|---|
| 開催期間 | 2026年2月26日(木)~5月10日(日) |
| 開催場所 | サンシャイン60展望台 てんぼうパーク(東京都豊島区東池袋3-1 サンシャイン60ビル60F) |
| 料金 | 展望台入場料のみで利用可能 ※一部ワークショップは有料 |
| 公式サイト | https://sunshinecity.jp/file/observatory/kisetsusousyoku/ |
| 配信日 | 2026年03月26日 18:34 |
| 更新日 | 2026年03月26日 21:52 |
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