東京都庁第一本庁舎のプロジェクションマッピング「TOKYO Night & Light」の上映が2024年2月25日(日)よりスタートしました。期間限定イベントではなく、通年鑑賞できるプログラムです。「最大の建築物へのプロジェクションマッピングの展示(常設)」としてギネス世界記録に登録されました。平日と土日祝日はそれぞれ異なる演出となるので、それぞれお楽しみください。
平日は「Lunar Cycle」と「Evolution」の2種類が上映されます。
都庁の東側壁面をキャンパスに平日は都庁舎の造形美を活かしつつ、視認性の高いコンテンツが投影されます。月はその日の実際の月齢に合わせた表現となります。海と島、お台場、隅田川と花火、日本庭園、交通、歌舞伎、下町と祭、新宿、相撲、工芸、上野、渋谷、武道館、西洋建築、山と川といった様々なパターンが用意され、パターン数はなんと30種類!空を飛ぶヘリコプターや飛行機にもご注目。
Evolution(進化)は螺旋の様に循環しながら行われるということをテーマにベルギーのクリエイターが制作した作品。平日の都庁舎内の照明が夜間でも常時点灯されていることを鑑みて、視認性の悪い窓部分への映写を避け、ガラス以外の建築壁面を利用しながらデザインされました。シンプルな光と構造をトレースするような3D表現で、窓の明かりが灯っていても、見やすいような工夫が施されています。青いキャンパスの中を赤い光がラインを描いていく演出がカッコイイです。
植物を思わせる緑の光が都庁を包むように広がる演出。
土日祝日は色彩や細かな表現を活用したストーリー性のあるコンテンツを上映。東京の魅力が音楽と一緒に「協奏」するコンセプトで生み出された壮大なプロジェクションマッピングショーです。東京のさまざまなエッセンスが凝縮され、三楽章を通じて過去から未来へと駆け抜けていきます。
当面の上映スケジュール(2月26日(月)~4月末まで)
00分開始回 | 30分開始回 |
19時00分~ 上映(15分間) 20時00分~ 上映(15分間) 21時00分~ 上映(15分間) |
19時30分~ 上映(10分間) 20時30分~ 上映(10分間) |
イベント名 | TOKYO Night & Light |
観覧場所 | 都民広場(東京都新宿区西新宿2丁目8-1) |
上映時間 | 日没後から21時00分頃まで |
公式サイト | 都庁でプロジェクションマッピングを通年上映|東京都 |
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2024年02月26日 21:44 |
更新日 | 2024年02月29日 20:40 |