SAMSUNGのフラッグシップスマホ、Galaxy S22 Ultra。S22 Ultraは4つのアウトカメラが搭載されています。メインの広角カメラ、超広角、光学3倍望遠、光学10倍望遠と1台で幅広く対応できるのが強みです。今回は日中のシーンで4つのカメラを撮り比べてみました!
超広角 | 焦点距離 13mm 約1,200万画素/1/2.55インチ/F2.2 |
広角 | 焦点距離 23mm 約1億800万画素/1/1.33インチ/F1.8 |
望遠(光学3倍) | 焦点距離 69mm 約1,000万画素/1/3.52インチ/F2.4 |
望遠(光学10倍) | 焦点距離 230mm 約1,200万画素/1/3.52インチ/F4.9 |
今回訪れたのは幕張の日本庭園「見浜園」。緑と水が美しい都会のオアシス的存在のスポットです。まずは超広角で撮影。特に晴天の日、青い空を広く撮りたいときに活躍します。周辺の画質はやや落ちますが、それでも全体的にしっかり撮れています。
メインカメラはセンサーサイズが1/1.33インチと大型、開放F1.8の大口径レンズで明るいシーンから暗いシーンまで高パフォーマンスで撮影できるカメラです。木々の細部までシャープに写せています。
こちらは1/3.52インチセンサーを搭載した望遠(光学3倍)カメラで撮影した写真。画像を拡大処理してズームを行うデジタルズームと異なり、光学ズームは物理的に被写体を大きく見せるので画質を落とすことなく撮影できます。
そして同機のウリとも言える望遠(光学10倍)。230mm相当の焦点距離です。ほとんどのスマホではここまで寄るとデジタルズームとなるため絵的は厳しいですが、光学ズームではビルや木の細部までシャープに写せています。また、高い手ぶれ補正機能も働き、ブレもなく撮影できました。遠くの被写体をここまで撮れると、街歩きが楽しくなります。
S22 Ultraの4つのカメラを比較してみましたがいかがでしょうか?いずれのカメラでも水や空をより青く、葉をより緑に見える、彩度がやや高めの処理となっています。彩度が高めでも不自然さはなく、程よい仕上がりとなりました。
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2023年03月21日 02:36 |
更新日 | 2023年03月31日 18:01 |