昨年から使用しているSAMSUNGの折りたたみ型スマホ「Galaxy Z Flip4」。初代が発売されたのは2020年。現在でも折りたたみ型のスマホは珍しく、プライベート、仕事の場で視線を集めることもあります。サブディスプレイはガラケー(フューチャーホン)を彷彿させます。このスマホとしては独特な形状は「大画面」と「コンパクト」を両立でき、角度を調整することで、固定した動画、写真撮影が簡単に行えます。そんなGalaxy Z Flipですが、その特殊な形状から「壊れやすいのではないか?」と疑問に思う方もいるようです。
Googleサジェストに表示される「Galaxy Z Flip4 壊れやすい」のキーワード。Googleサジェストに表示されるということは、多くのユーザーがそのキーワードで検索しているということです。
検索キーワードのボリュームをリサーチするツール「Googleトレンド」。2023年7月1日にGoogleトレンド上で「Galaxy Z Flip4」について調べると、関連キーワードの中に「Galaxy Z Flip4 壊れやすい」が表示されました。キーワード需要が急激増加とのこと。
実は私の使っているGalaxy Z Flip4ですが、突然壊れてしまいました。いつも通り開こうとすると、90度までしか開かず、ヒンジでなにかが引っかかっているような感覚です。何度開閉を繰り返しても改善せず。さらに、画面のヒンジ部分が黒く変色し、上下に分かれている画面の上部側はタップ操作を受け付けなくなってしまいました。落としたり、ぶつけたりしたわけでもなく突然の出来事にショックを受けました。
ハード故障ですので、メーカー修理に出すしかありません。Web上のメーカー修理受付ページで、修理を予約を行います。修理方法はGalaxy Harajukuでの店頭修理か宅配修理の2パターンです。今回は宅配修理を選択しました。指定した日にメーカーが手配する集配業者が故障機を集荷してくれます。修理の過程でスマホ内のデータが削除される場合もあるため、修理に出す前に必要なデータはバックアップします。修理の状況はネット上で確認できます。
修理完了機が届きました。このような箱に梱包されています。
箱の中に修理内容が記載された修理明細票が同封されています。今回はフロントケースの交換。データは削除されていました。気になる修理代ですが、今回は無料でした。自然故障なので、もし有償修理ならおかしいですよね。ただ、落としたり、ぶつけたりしなくても外装に傷がある場合、外部からの衝撃による故障と判断され有償修理となる場合もあります。折りたたみ型スマホは、折りたたんでいる時はディスプレイ部分が内側にあるため、通常のスマホに比べディスプレイ破損からは守られそうですが、油断せずにカバーを装着することをオススメします。
Galaxy Z Flip4は高額なスマホに分類されます。高額なスマホはメーカー、通信会社が用意している保証サービスに加入することをオススメします。「折りたたみ型スマホは壊れやすい」と心配の方もいらっしゃるかと思いますが、形状問わずスマホはディスプレイが割れやすく、持ち歩く頻度が高く壊れる機会が多いデバイスですので、大切に扱いながら、存分に撮影等を楽しんでください。
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2023年06月16日 10:25 |
更新日 | 2023年07月01日 19:09 |