こんばんは!夜景写真家の中村勇太です。SAMSUNGとAppleのフラッグシップスマホ、「Galaxy S22 Ultra」と「iPhone 14 Pro」のカメラで撮影した夜景写真の比較を行います。今回は東京の日本橋で撮影を行いました。コレド室町は低層階は重厚でどこか懐かし雰囲気も感じられる造りで、その上に近代的なデザインのビルが乗っかるような外観となっています。
まずはGalaxy S22 Ultraから。標準アプリを立ち上げて夜景モードに切り替えます。構図を決め、建物をタップしてピントを合わせます。車が中途半端に流れないように、なるべく車が通らないタイミングで撮影をしました。ビルの細部までシャープ、色をはっきりと見せる仕上がりです。中央下のCOREDO室町1の看板を見て下さい。HDR補正で、白飛びが抑えられ文字がはっきりと確認できます。
次にiPhone 14 Proで撮影をします。iPhoneでも標準アプリを使います。iPhoneの場合、暗いシーンでれば自動的に夜景modeに切り替わります。建物にピントを合わせ撮影。iPhoneでもシャープに写せています。色味の違いは、オート任せのホワイトバランスの違いです。中央下のCOREDO室町1の看板を確認すると白飛びが目立ち、文字が不鮮明となりました。
両機の比較ではGalaxy S22 Ultraの方が補正の効果で白飛びを防ぎ、見た目の印象が良いですが、実際に明暗差のあるシーンですので、白飛びもある意味自然と言えば自然。
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2023年03月26日 16:44 |
更新日 | 2023年03月26日 17:29 |