こんばんは!夜景写真家中村勇太です。今夜はみなさんお待ちかねの満月が夜空に登場します。月の出時刻は東京で16時58分頃、大阪で17時18分頃で、22時54分頃に満月の瞬間を迎えます。ただし、本日の気象状況から満月を観測出来る地域は限られそうです。日本海側での満月観測は難しいですが、岩手県や宮城県、福島県、関東、高知県、大分県、宮崎県の一部で満月が見えそうです
ところで、満月は月毎に様々な呼ばれ方をするのをご存知でしょうか?2月の満月は「スノームーン」と呼ばれています。これはアメリカの先住民が名付けたもので、2月は寒さが厳しく、大地が雪で覆われることからこのような呼び方となりました。他にも、1月はウルフムーン、4月はピンクムーン、11月はビーバームーンなど様々な名称で呼ばれています。それぞれ意味があり、由来や名称を知るとより満月に対して親しみを感じ、満月を迎えるのが楽しみになるのでないでしょうか?
1月 | ウルフムーン |
2月 | スノームーン |
3月 | ワームムーン |
4月 | ピンクムーン |
5月 | フラワームーン |
6月 | ストロベリームーン |
7月 | バックムーン(バクムーン) |
8月 | スタージャンムーン |
9月 | ハーベストムーン |
10月 | ハンターズムーン |
11月 | ビーバームーン |
12月 | コールドムーン |
みなさんはどこで満月を見る予定ですか?帰り道や自宅の窓から月を見上げるのもいいですが、満月をさらに楽しめるスポットがあります。サンシャイン60展望台 てんぼうパーク(東京都豊島区)では天体望遠鏡での満月観測が体験できるスノームーン観賞会「てんたいパーク」が開催されます。また、東京タワーでは日没から22時までの間、満月の明かりを際立たせるため、タワーの上半分が消灯されます。
満月「スノームーン」を眺めるだけではもったいないですね!綺麗な月を目にしたら、手に持っているスマホで撮影したくなりませんか?しかし、いざスマホで試しに撮ってみると、月が真っ白で全然月に見えない写真となってしまうことも珍しくありません。みなさんもその様な経験、ありませんか?月は見た目以上に明るいため、スマホカメラアプリでそのままの設定で撮ってしまうと露出オーバーで白飛びしてしまいます。そのため、露出を下げる、プロ(マニュアル)モードを活用して、適切なシャッタースピード、露出設定にして撮影する必要があります。他にも、スマホと望遠鏡を組み合わせて撮影する方法もございます。詳しい設定方法は「スマホで月を綺麗に撮る方法!iPhone・Androidで試せる設定をご紹介 」の記事で解説しておりますので、是非ご覧下さい。今日も寒さが予想されますので。鑑賞の際は温かい服装で臨んでください。撮影派の方はバッテリーの減りの早さにご注意ください。
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2025年02月12日 13:49 |
更新日 | 2025年02月12日 14:20 |