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夜景写真家が横浜ベイブリッジ「スカイウォーク」を特別な夜景スポットと紹介する3つの理由

 こんばんは!夜景写真家中村勇太です。今回ご紹介するのは横浜の特別な夜景スポット「スカイウォーク」です!スカイウォークは横浜ベイブリッジの展望台です。なぜ特別か?私は主に3つの理由で特別なスポットと思っています。1つ目の理由は、約10年の歳月を経て復活した夜景スポットであることです。スカイウォークは惜しまれながら2010年に一度閉館しました。その後2019年に特定の日のみ開放され、2022年からは土日と祝日に開放されることとなりました。横浜市の横浜マリンタワーや神戸市の神戸ポートタワーなど改修工事で数年休館する例は度々ありますが、スカイウォークの様にここまで長い閉館期間を経て再びオープンする夜景スポットは珍しいです。かつてスカイウォークを訪れた方にとってはスカイウォークからの景色を眺めると感動が蘇るのではないでしょうか?私もその一人です。
 2つ目の理由は先にお伝えしたとおり、基本的に土日と祝日の開放、さらに開放時間が18時までという点です。18時のクローズですと、夜景鑑賞は日の入り時間の早いシーズンに限られます。一見不便の様に感じますが、限られた日のみ鑑賞できる環境こそがスカイウォークから眺める夜景の価値を高めてくれます。
 そして3つ目の理由は・・・後ほど記事の中で写真とともにご紹介します。

スカイウォークへのアクセス

 スカイウォークは大黒ふ頭に位置する施設です。主に車かバスでアクセスします。車の場合は首都高大黒ふ頭出入口(IC)からのアクセスがスムーズです。ICからスカイウォークまで約2分。もちろん、高速道路を使わなくてもアクセスでき、カーナビで「大黒ふ頭西緑地」をセットするか、「Googleマップ」を参考にして下さい。開放日は駐車場、駐輪場も利用できます。
 バスの場合は、横浜駅前バス停(東口14番乗り場)から「スカイウォーク前」、もしくは「スカイウォーク入口」行きのバスが運行されているのでこちらを利用しましょう。

展望台「スカイラウンジ」までのルート

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 まず向かうのはスカイタワーです。入口の階段を上がり2階へ進みましょう。

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 この「SKYWALK」という文字に懐かしさを感じる方もいるのではないでしょうか?

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 取材時はスカイタワーに入るとスタッフの方がエレベーターまで誘導してくれました。4階へ進んでください。

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 4階からスカイタワーを出て、遊歩道「スカイプロムナード」を進んで行きます。この日は風が強かったです。冬の訪れる際は防寒対策として手袋もオススメします。帽子は飛ばされないように気をつけてください。

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 約300m進むと展望台「スカイラウンジ」に到着。リニューアルされたとは言え、ちょっと年季を感じました。

展望台の雰囲気

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 観光客で賑わう展望台。床には横浜港を中心とした衛星写真が広がっています。スカイウォークがオープンしたのは1989年のこと。施設の模型の展示や豪華な造りなど、この時代特有のバブルな雰囲気は現在も健在です。窓際にはベンチが並び景色を眺めながらくつろげます。

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 「スカイラウンジ」は円形の展望台。360度眺望を楽しめます。

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 横浜ベイブリッジの橋の下を間近で見られるのはスカイウォークならではの視点。

スカイウォークから眺める夜景

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 日没後、マジックアワーの眺望。横浜みなとみらい21地区の夜景を中心に、本牧ふ頭など横浜港に広がる夜景を一望できます。みなとみらい地区は高層ビルが増えた様子がよく分かりますね。大観覧車コスモクロック21のイルミネーションもよく見えます。

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 スカイウォークから見える夜景は横浜だけではありません。大黒ふ頭方面を向くと東京都心のビル群が見えます。そして、ビル群の中で煌めく東京タワーの姿も肉眼ではっきりと確認できます。

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 そしてご覧下さい!みなとみらいのビル群の合間に見えるのは富士山の姿です。この写真は展望台ではなく、スカイプロムナード上から撮影したものです。この写真で富士山を中央に、右側に見えるのは横浜ランドマークタワーやクイーンズタワー、大観覧車コスモクロック21など主に90年代に建てられたビルや施設が並びます。一方左側に見えるのは「北仲ノット」やアパホテル&リゾート「横浜ベイタワー」、横浜市役所新庁舎など近年誕生したビルが並びます。日本の象徴「富士山」を中央に、横浜の発展した姿を1枚に収める事ができる。これが特別な夜景スポットである3つ目の理由です。空気が澄む冬は約90Km先にある富士山がクッキリ。撮影視点での注意点は、橋を通行する大型車両による揺れと、強風によるブレを気にすることです。

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 スカイウォークの開放時間は18時まで、そして駐車場の閉鎖時間も18時までですので、あまり鑑賞や撮影に夢中になりすぎているとバタバタしてしますのでご注意ください。帰りは東京方面の夜景を眺めながらスカイタワーへ戻っていきます。昔スカイウォークを訪れた方にとっては懐かしく、初めて訪れた方は新鮮に感じるスカイウォークの夜景。土日祝、そして日の入り時間が早い秋冬シーズン限定の特別な夜景スポットをお楽しみください!

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夜景スポット情報

※営業時間等が変更となっている可能性もございます。
夜景FANの公式LINEアカウントからご相談いただくことが可能ですので是非ご利用ください。

スポット名 横浜ベイブリッジスカイウォーク(よこはまべいぶりっじすかいうぉーく)  夜景スポットページはコチラ
住所 神奈川県横浜市鶴見区大黒ふ頭1番地  地図はコチラ
ジャンル都市夜景、ウォーターフロント夜景、
料金無料
営業時間11:00~18:00(最終入館17:30)
定休日月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
公式・関連サイト
アクセス(電車)
アクセス(車)大黒ふ頭ICから約1分
備考

ライター情報

ライター名 夜景写真家 中村勇太
プロフィール 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。
ライターWebサイト 夜景写真家 中村勇太公式サイト
夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太
SNSアカウント

X(Twitter): @yakeifan_naka

Instagram: yakeifan_nakamura

配信情報

配信日 2024年01月16日 11:55
更新日 2024年01月23日 02:53

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