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川越の歴史ある蔵が輝く!夜景のプロが小江戸蔵里イルミを現地レポート

 こんばんは!夜景写真家中村勇太です。みなさんは次はどこの夜景を見に行きますか?私が今オススメしたいスポットのひとつが、川越にある「小江戸蔵里(こえどくらり)」です。小江戸蔵里は1875年に創業した旧鏡山酒造の建物を、当時の面影の残しながら修繕、活用した施設で、主に明治蔵、大正蔵、昭和蔵の三蔵で構成されています。いずれも、国の登録有形文化財に指定されている貴重な建物なんです。現在、小江戸蔵里ではイルミネーションイベント「花と緑のイルミネーション 蔵+(Kura+)」が初開催中です!実際に、現地に足を運び取材をしてきましたので、小江戸蔵里のイルミネーションの見どころをご紹介いたします!

小江戸蔵里イルミの見どころ

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 本川越駅から歩くこと約3分、小江戸蔵里に到着しました。趣のある蔵と煌びやかなイルミネーションが出迎えてくれます。みなさんがイメージされるイルミネーションと言えば一面に電球の明かりが広がる光景ではないでしょうか?小江戸蔵里のイルミネーションは、程よい光量で蔵の趣を活かしつつ、煌びやかさを表現しており、とてもバランスがいいですね!これらの装飾は地元の事業者さん達によって作り上げられたものなのです。

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 小江戸蔵里のイルミネーションの特徴は、イルミネーションと花手水などボタニカルが織りなす「光の癒し空間」です。おみやげ処「明治蔵」の入口付近では、花手水の周りをキャンドル電飾が温もりある明かりで照らしています。バレンタイン企画として、2月16日(日)まではハートの装飾も散りばめられています。

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 イルミネーションが花手水を照らします。見る角度によって光の当たり方が変わるので、様々な角度から鑑賞してみて下さい!

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 特に注目したいのがききざけ処「昭和蔵」の前にあるイルミネーションです。モクレンが宙に浮き、立体空間を演出。

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 見逃せないのは、5分から10分おきに数分間、ミストが空間を包み込む演出です。花手水が雲海に浮かぶような夢の世界の様な光景を見せてくれます。風向きや風の強さによって、表情が変わるので、ついつい何度も見たくなります!ミストが濡らす地面に、イルミネーションの明かりが映り込む様子も美しいです。

スマホでの撮影のコツ

 こんな幻想的なイルミネーションを目の前にしたら、写真に収めたくなりますよね。ここでは、スマホで簡単に試せる撮影のコツをご紹介します。

Before

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 今回使用したのはGalaxy S25 Ultra。電球型の電飾をメインに撮影してみました。綺麗に、シャープに撮影できました。ですが、もっとイルミネーションを煌びやかに表現したいですよね。

After

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 ここでオススメしたのはスマホのカメラアプリに搭載されている「ポートレートモード」です。ポートレートモードを活用すると、ピントを合わせた主題の背景をぼかすことができます。ポイントは主題にしっかりピントを合わせることです。また、主題の背景にイルミネーションを敷きつめる様に構図を決めることで、背景を煌びやかにぼかすことができます。みなさんも、試してみてください!

イルミコラボ限定スイーツ

 今回の私の目的は、イルミネーションだけではありません。まかない処「大正蔵」で提供されているイルミネーションコラボメニューにも注目をしていました。

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 今回、味わったのは「はなちょうず和すいーつ(税込660円)」と「小江戸花火クリームソーダ(税込660円)」です。はなちょうず和すいーつは、花手水を模した豆乳寒天+桜ジュレ、梅もち、三色だんごの組み合わせ。一足早く春を感じられるスイーツです。特に、スイーツで花手水を表現するのは面白いですね!スイーツに付いてくる狭山茶とも良く合いました。

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 写真映えスイーツに目がない私は「小江戸花火クリームソーダ」も注文。テーブルに運ばれてから花火に点火、テンションが上がりますね!点火前に、撮影の準備を忘れずにしておきましょう。アイスは桜味。眺めて楽しい、口にして美味しい、贅沢な一杯です。

最後に

 ここまで、小江戸蔵里のイルミネーションの様子をご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?同施設を運営する「株式会社まちづくり川越」プロジェクトリーダーの野村真理子さんは「美しい花手水を見て、100年以上の歴史と価値がある酒蔵を見学でき、埼玉県内全ての蔵のお酒を味わえる、体験型イルミネーションとしての魅力を感じてほしい」と語ります。みなさんも、蔵とイルミネーションが共演する小江戸蔵里の光景をお楽しみください!

イベント概要

イベント名 花と緑のイルミネーション「蔵+(Kura+)」
会場 小江戸蔵里 広場(川越市産業観光館)
埼玉県川越市新富町1-10-1
開催期間 2025年1月25日(土)~3月2日(日)
点灯時間 通常期間:17:00~20:00
バレンタイン期間(2月7日~16日):17:00~21:00
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ライター情報

ライター名 夜景写真家 中村勇太
プロフィール 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。
ライターWebサイト 夜景写真家 中村勇太公式サイト
夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太
SNSアカウント

X(Twitter): @yakeifan_naka

Instagram: yakeifan_nakamura

配信情報

配信日 2025年02月16日 12:42
更新日 2025年02月18日 14:32

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