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【夜景の専門家厳選】リノベーションスポットが充実の台南オススメ夜景4選!

台南とはどんな街?

台南とはどんな街?

 こんばんは!夜景写真家の中村勇太です。今回ご紹介するのは台南の夜景です。台南は高雄の北に位置する街です。台北からは新幹線を利用して約2時間でアクセスすることができます。 台南は早くから開拓が進み歴史的な史跡が多く残されております。「台湾の古都」とも呼ばれ、古い建物をリノベーションして誕生した観光スポット、夜景スポットも見逃せません。今回は、台南のオススメ夜景スポットをリノベーションスポットとあわせてご紹介いたします!

十鼓文化村(十鼓仁糖文創園区)

十鼓文化村(十鼓仁糖文創園区)

 十鼓文化村は、日本統治時代に建てられた製糖工場の跡地をリノベーションした施設です。台湾の太鼓パフォーマンス集団が運営する太鼓のテーマパークで、台南の観光スポットとして人気があります。園内では太鼓の演奏を聴いたり太鼓作りを体験することができます。工場の屋根から飛び込むバンジージャンプや工場内を登るアスレチックなど工場の跡地ならではの体験を楽しむことができます。
 夜はタンクなど園内全体がライトアップされ夜景スポットへ姿を変えます。工場の屋根の上は展望スペースとなっております。ここからは、十鼓文化村のシンボルである煙突やタンクのライトアップ、豪華な外観の奇美博物館、台南の街の夜景を眺めることができます。錆び付いた工場にライトが当たる光景は、工場夜景ファンの心をくすぐります。

住所台南市仁德区文華路二段326号 地図はコチラ
夜景スポット情報ページ十鼓文化村(十鼓仁糖文創園区)の夜景スポット情報ページ

ハヤシ百貨店

ハヤシ百貨店

 ハヤシ百貨店が誕生したのは日本統治時代。実業家の林方一によって創立されました。近代的エレベーターを備えるなど当時としては先進的な建物でした。戦後、百貨店という本来の役目を果たせない期間が長く続きました。しかし、2014年にリノベーションされ再び百貨店としてオープンしました。
 店頭に並ぶのは台南の名産品やハヤシ百貨店のオリジナルブランドなどここでしか買えない商品がずらりと並んでおります。
 夜はビル全体がライトアップされます。日本人が台湾に残してきたノスタルジックな雰囲気に引き込まれます。屋上からは、重厚感溢れる土地銀行台南支店(旧日本勧業銀行台南支店)を俯瞰することができます。
 屋上は程よい照明で照らされており雰囲気がよくデートにも最適です。神社や最近あまり目にすることができなくなった丸形のポストが設置されております。台湾にいながら昭和モダンの雰囲気に浸ることができるスポットです。

住所台南市中西區忠義路二段63號 地図はコチラ
夜景スポット情報ページハヤシ百貨店の夜景スポット情報ページ

藍晒図文創園区

藍晒図文創園区

 新光三越台南新天地の向かい側に、青いキャラクターが一際目を引くエリアがあります。ここは、藍晒図文創園区。かつて司法関係者が生活していた建物をリノベーションしてオープンしたショッピングやアートが楽しめる複合施設です。観光、撮影スポットとして若者を中心に人気があります。
 入り口付近には、人気建築士の劉國滄氏が手がけた3Dアートがあります。白い線を引き立体感を演出。夜はライトアップもされ撮影スポットとして人気です。
 建物の壁には独創的な絵も描かれており、どれも写真映えするためカメラのシャッターボタンを押す手が止まりません。他にはない夜景を楽しみたい方にはオススメできるスポットです。

住所台南市中西區西門路一段689巷 地図はコチラ
夜景スポット情報ページ藍晒図文創園区の夜景スポット情報ページ

奇美博物館

奇美博物館

 奇美博物館は、化学工業を中心とする事業を展開する奇美実業の創業者によって建設されました。緑と水が溢れる広大な敷地に豪華な西洋建築の建物に目を奪われます。台湾にいることを忘れさせられるような雰囲気です。館内にはバイオリンなどの楽器、彫刻、動物の剥製など貴重な展示物ばかりが並んでいます。
 夜は博物館の建物や橋などがライトアップされます。デートにも最適なロマンチックな雰囲気が漂います。オススメの鑑賞・撮影ポイントは博物館の真っ正面にあるアポロン噴水広場です。ライトアップされた博物館と噴水の見事な共演を目にすることができます。
 高速道路のICから近く大きな駐車場もあるため車でのアクセスも便利です。保安駅から徒歩で約10分程度ですので電車でのアクセスも良好です。

住所台南市仁德區文華路二段66號 地図はコチラ
夜景スポット情報ページ奇美博物館の夜景スポット情報ページ

最後に

最後に

 台南の夜景スポットをご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?リノベーションと夜景のコラボレーションは、他のエリアではあまり見られない台南ならではの光景です。いずれも写真映えもバツグンで夜景撮影がより楽しめます。
十鼓文化村と奇美博物館は仁德区、ハヤシ百貨店と藍晒図文創園区は中西区に位置します。それぞれ2スポットは距離も近いため、滞在が1日なら2スポット、2日滞在できるようであれば4スポット巡ってみるのもありではないでしょうか?
是非、台南で夜景めぐりを満喫してください!

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ライター情報

ライター名 夜景写真家 中村勇太
プロフィール 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。
ライターWebサイト 夜景写真家 中村勇太公式サイト
夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太
SNSアカウント

X(Twitter): @yakeifan_naka

Instagram: yakeifan_nakamura

配信情報

配信日 2021年02月28日 01:43
更新日 2024年07月17日 10:43

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