こんばんは!夜景写真家の中村勇太です。今回ご紹介するのは北海道北部の街、稚内市の夜景です。稚内と言えば何を思い浮かべますか?北海道本島の最北端の地「宗谷岬」は有名ですよね。他にも利尻島を望む景色や宗谷海峡に広がる海も一度観光に訪れた方の記憶に残っているはずです。では稚内の夜景はどうでしょうか?意外と知られていないのが稚内の夜景です。そんな稚内のオススメ夜景スポットをご紹介いたします!
稚内公園にそびえる開基百年記念塔。1978年に稚内市の開基100周年を記念して建設されました。日没後は塔全体が緑色にライトアップされ、市内のいたる場所から塔の存在を確認できる、まさに稚内のシンボルです。高さは80m。70mの高さに展望台があり、展望台からは稚内市街の夜景メインに宗谷湾に広がる夜景を一望できます。利尻島や礼文島、さらには宗谷海峡の奥に樺太(サハリン)までも確認できる、稚内トップクラスの絶景スポットです。冬期は休業、夜間営業は6月~9月までと夜景を鑑賞できるシーズンは限られています。
住所 | 〒097-0000 北海道稚内市稚内村ヤムワッカナイ 地図はコチラ |
営業時間 | 4月・5月・10月 9:00~17:00 6月~9月 9:00~21:00 ※冬期休業 4月末~11月 |
入場料金など | 通常 大人400円、小中学生200円 夜間(18時以降):大人200円、小中学生100円 |
夜景スポット情報ページ | 稚内公園 開基百年記念塔(北海道の夜景) | 夜景FAN |
稚内市街の西の高台に整備されている稚内公園。園内には開基百年記念塔などいくつか夜景のビュースポットがありますが「氷雪の門」もその1つです。氷雪の門はかつて日本領だった樺太(サハリン)でソ連軍の侵攻により亡くなった日本人の追悼、突如故郷を失った人々の思いを込めて1963年に建てられました。街を一望できる場所に位置し、氷雪の門周辺からは稚内市街の夜景を一望できます。
住所 | 〒097-0000 北海道稚内市稚内村ヤムワッカナイ 地図はコチラ |
営業時間 | 終日開放 |
入場料金など | 無料 |
夜景スポット情報ページ | 稚内公園 氷雪の門(北海道の夜景) | 夜景FAN |
稚内駅の北に位置する稚内港北防波堤ドーム。稚内港の防波堤と桟橋から駅までの乗り換え通路として1936年に建設されました。高さ14m、長さ427mという規模の大きさと古代ギリシア建築を思わせる様な美しさを兼ね備え観光客達の目を引きます。老朽化が進みましたが、1981年に修復されています。建築物としての価値が評価され北海道遺産に指定されています。夜はライトアップが行われ、美しさが一層際立ちます。
住所 | 〒097-0023 北海道稚内市開運1丁目 地図はコチラ |
営業時間 | 終日開放 |
入場料金など | 無料 |
夜景スポット情報ページ | 稚内港北防波堤ドーム(北海道の夜景) | 夜景FAN |
宗谷海峡に突き出すノシャップ岬。稚内を代表する観光スポットの1つです。漢字で示すと「野寒布岬」ですが、カタカナで表記されることが多いです。名称の由来は「ノッサム・ノッシャム(not-sam)」というアイヌ語が関係していると言われています。利尻山と礼文島の他、天気が良ければ樺太(サハリン)まで確認できます。
夕日の鑑賞スポットとして人気があり、日没前には多くの観光客が集まります。利尻山のシルエットも美しいです。
住所 | 〒097-0026 北海道稚内市ノシャップ2丁目 地図はコチラ |
営業時間 | 終日開放 |
入場料金など | 無料 |
夜景スポット情報ページ | ノシャップ岬(北海道の夜景) | 夜景FAN |
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
ライターWebサイト |
夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2023年06月25日 02:20 |
更新日 | 2023年07月11日 19:07 |