晴れた夜は「今日は夜景撮影日和」と言われがちですが、夜景の魅力は天気が良い日に限られるものではありません。どんな天気にも、その天気なりの表情があります。雨の日も、その一つです。
雨が降ると、夜景を撮りに行くのを諦めてしまう人は少なくありません。機材が濡れる心配もありますし、視界が悪くなることもあります。ただ、雨の日は幻想的な夜景に出会えるチャンスでもあります。
例えば展望台に上がると、霧がかった風景の中で、雲の切れ間から街の光が浮かび上がることがあります。すべてがはっきり見えないからこそ、夜景が部分的に現れ、まるで雲海のような景色になることもあります。
また、雨の日ならではの撮り方もあります。ビニール傘越しに夜景を撮影し、傘にピントを合わせると、背景の夜景は柔らかくボケます。晴れの日には作れない、独特の雰囲気です。雨上がりには路面が濡れ、街明かりが映り込むリフレクションも現れます。
目の前の天気を否定せず、素直に受け入れて夜景と向き合う。そうすることで、想像していなかった幻想的な夜景に出会えるかもしれません。
中村勇太
夜景写真家/夜景ジャーナリスト日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。
夜景撮影、執筆、解説・ガイド、講師、イベントの企画・監修
| 配信日 | 2026年01月21日 18:20 |
| 更新日 | 2026年01月21日 18:33 |
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