2022年に発売されたSAMSUNGのスマホ「Galaxy Z Flip4(ギャラクシーZフリップ4)」。折りたためるタイプのスマホです。折りたたみタイプのスマホはコンパクトに持ち運べ、普段折りたたんでいるためディスプレイに傷が付きづらいなどといったメリットがあります。その一方ネット上では「壊れやすいのではないか?」という声も聞かれます。私のGalaxy Z Flip4も以前、ヒンジ部分が壊れて修理に出したことがあります(関連記事:やはり壊れやすいのか?ヒンジが壊れた「Galaxy Z Flip4」を修理へ)。実は今回、新たな問題が発生しました。それは購入時から液晶ディスプレイに貼られている保護フィルムが剥がれてしまったことです。最初はヒンジ部分に薄い線が確認でき、それが徐々に広がっていきました。保護フィルムの剥がれ具合にもよりますが、剥がれている部分の範囲が狭ければ使用上大きな問題は感じません。ただ、剥がれている箇所はタップが反応しづらく時々煩わしさを感じます。ここである疑問が浮かぶことでしょう。この保護フィルム、自分で貼り直しても良いのか?
Galaxy Z Flip4の保護フィルムの扱いについては他のスマホに比べて注意点があります。それはGalaxy Z Flip4は製造時に貼られる保護フィルムが貼られていることで製品として成立しており、自身で剥がしてはいけないのです。今回の様に正常に使用していた上で保護フィルムが剥がれたとしても、フィルムの張り替えについてはメーカーに対応してもらう必要があります。SAMSUNGによると、もし自身でフィルムを剥がした場合、それに付随して問題が発生すると余計な費用負担が発生する可能性があるとのこと。
対応方法としては主に2つあります。1つは修理扱いでメーカーに対応してもらう方法です。費用はこの記事を執筆している時点で4,400円(税込)。保証期間内の場合は無料です。修理期間は最大で3週間かかるそうです。
2つ目の方法としてはGalaxy Harajuku等の店舗で診断扱いとして保護フィルムを張り替えてもらう方法です。この方法の場合、費用はかかりません。事前予約も不要です。修理発送するにしても、店舗に出向くにしても、ユーザーに取っては負担がかかりますね。
実際にGalaxy Harajukuで保護フィルムを交換してもらいに行きました。地下1階に対応窓口があります。スマホを預けて手続をします。
今回は約10分で保護フィルム張り替え作業が完了しました。ピカピカで気持ちよい!
Galaxy Z Flip4を使用していると、その珍しい形状からよく「オススメですか?」と聞かれますが、私の個人的な意見としてはオススメできるとは言えません。理由は以前発生したヒンジ故障と今回のフィルム剥がれの件があるからです。私の場合、Galaxy Z Flip4は複数持っているスマホのうちの1台ですが、ほとんどの方にとってスマホは1台のはず。1日でも手放すのはなかなか難しいですよね。今後の折りたたみスマホの進化や改善に期待していきたいと思います。
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2024年01月06日 20:08 |
更新日 | 2024年02月27日 23:53 |