夜景FAN
夜景FAN

繁體中文

7月3日の満月は「バックムーン(バクムーン)」 由来やスマホでの撮り方を解説

 こんばんは!月の撮影方法も解説する夜景写真家の中村勇太です。7月に入ったばかりですが早速満月観測のチャンスがやってきましたよ!2023年7月3日(月)は満月が観測されます。7月の満月は「バックムーン」と呼ばれています。

バックムーンとは?どんな意味?

 満月は月毎に様々な呼ばれ方をするのをご存知でしょうか?7月の満月は「バックムーン(バクムーン)」と呼ばれています。オスの鹿の角が生え変わる時期にちなんでこのような名称となりました。他にも、2月はスノームーン、4月はピンクムーン、9月はハーベストムーンなど様々な名称で呼ばれています。これらの名称はアメリカ先住民が名付けたを言われています。名称が付いていると親しみを感じるのではないでしょうか。

1月 ウルフムーン
2月 スノームーン
3月 ワームムーン
4月 ピンクムーン
5月 フラワームーン
6月 ストロベリームーン
7月 バックムーン(バクムーン)
8月 スタージャンムーン
9月 ハーベストムーン
10月 ハンターズムーン
11月 バービームーン
12月 コールドムーン

バックムーンが見える時間帯は?

 明日、7月3日(月)は東京では19時14分頃、大阪では19時28分頃が月の出時間で東の方角から月が上がります。当日の20時40分頃、満月を迎えます。東京も大阪も翌3時台に西の方角に沈みます。

当日の天気は?

 明日、7月3日(月)の天気ですが、北海道から九州にかけて雨雲が広がるエリアも多いですが、雲の隙間から満月が見られる可能性があります。沖縄は広い範囲で晴れて満月が観測出来そうです。あいにくの天気のエリアにお住まいの方も、諦めずに空を見上げてみてください。

スマホで撮影する方法

pic_moon2023030701.png

 みなさん、綺麗な月を目にしたらお手持ちのスマホで撮影したくなりますよね。しかし、試しに撮ってみると、月が真っ白で全然月に見えない写真となってしまうことも珍しくありません。みなさんもその様な経験、ありませんか?月は見た目以上に明るいため、スマホカメラアプリでそのままの設定で撮ってしまうと露出オーバーで白飛びしてしまいます。そのため、露出を下げる、プロ(マニュアル)モードを活用して、適正な設定にして撮影する必要があります。詳しい設定方法は「スマホで月を綺麗に撮る方法!iPhone・Androidで試せる設定をご紹介 」の記事で解説しておりますので、是非ご覧下さい。

一眼レフとミラーレス一眼で撮影する方法

 せっかく一眼レフやミラーレス一眼を購入したのに、月がうまく撮れず諦めている方もいるのではないでしょうか?実は機材さえ揃っていれば、月の撮影はそれほど難しものではありません。必要機材はボディと望遠レンズ、三脚。200mm以上の望遠レンズがあると良いです。撮影モードを「マニュアル」にして、シャッタースピードを1/200秒、ISO感度を100に設定。オートフォーカスだとピントが合いづらいので、マニュアルフォーカスでしっかり合わせましょう。望遠撮影はブレやすいため、三脚に固定して撮影することをオススメします。手持ちでも撮れないことはないので、もし手持ち撮影の場合、撮影後にブレの有無を確認しましょう。もしどうしてもブレが目立つようであれば、必要に応じてシャッタースピードを上げて撮影を試してください。詳しい設定方法は「一眼レフで月を綺麗に撮影するコツ!ISO感度、F値など設定をご紹介 」の記事で解説しておりますので、是非ご覧下さい。

次回の満月は?

次回の満月は8月2日(水)のスタージャンムーンです。次回の満月もお見逃しなく!

月に関する関連記事

iPhoneで月を撮影するコツ!オススメアプリ・設定をご紹介

「Galaxy S22 Ultra」VS「iPhone 14 Pro」月が綺麗に撮れるのはどっち!?

3月7日の今夜は満月「ワームムーン」 意味や由来、方角、スマホでの撮影方法を解説

2022年最後の満月「コールドムーン(寒月)」が夜空に輝く!火星と接近も

ライター情報

ライター名 夜景写真家 中村勇太
ライターWebサイト夜景写真家 中村勇太公式サイト
SNSアカウントTwitter:@yakeifan_naka

配信情報

配信日 2023年07月02日 12:40
更新日 2023年07月04日 18:42

新着記事

夜景マガジントップへ
夜景FAN
夜景FANは日本夜景オフィス株式会社が制作・運営しております
Copyright© 2024 YAKEI FAN. All Rights Reserved.