明日、2023年8月31日(木)の10時37分頃に満月を迎えます。夜空や街を明るく照らす満月はどこか神秘的で、毎月満月に注目される方も少なくないはずです。今回の満月はいつも以上に注目度大。今年の中で地球から最も近い位置で満月となるため「スーパームーン」と呼ばれます。31日の10時37分に迎える満月の瞬間は月を見ることができません。今夜30日の深夜から31日の未明にかけて、また31日の月の出以降にお楽しみください。31日の月の出時間の目安は東京で18時36分頃、大阪で18時52分頃です。
その月の二度目の満月はブルームーンと呼ばれます。今年の8月は2日と31日が満月にあたり、31日の満月がブルームーンとなります。ブルームーンの他に4月の満月をピンクムーンと呼ぶように満月の名称に色が入る事があります。これらはよくその色に見えると解釈される方がいますが実際に「ブルームーン」だからといって月が青く見えるわけではありません。ピンクムーンも同様です。
そんなスーパームーン、ブルームーンを目にしたら写真に収めたくなりますよね。しかし、スマホで試しに撮ってみると、月が真っ白で全然月に見えない写真となってしまうことも珍しくありません。みなさんもその様な経験、ありませんか?月は見た目以上に明るいため、スマホカメラアプリでそのままの設定で撮ってしまうと露出オーバーで白飛びしてしまいます。そのため、露出を下げる、プロ(マニュアル)モードを活用して、適正な設定にして撮影する必要があります。他にも、スマホと望遠鏡を組み合わせて撮影する方法もございます。詳しい設定方法は「スマホで月を綺麗に撮る方法!iPhone・Androidで試せる設定をご紹介 」の記事で解説しておりますので、是非ご覧下さい。
関連記事:一眼レフで月を綺麗に撮影するコツ!ISO感度、F値など設定をご紹介
関連記事:iPhoneで月を撮影するコツ!オススメアプリ・設定をご紹介
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
ライターWebサイト |
夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
SNSアカウント |
配信日 | 2023年08月30日 16:40 |
更新日 | 2023年08月30日 17:13 |