今夜、夜空に浮かぶ月を眺めるといつもより大きく、明るく見える事に気づくのではないでしょうか?今日、2024年10月17日(木)の月は満月で、さらに「スーパームーン」であります!スーパームーンは、月が地球に最も近づいたタイミングで満月になる現象で、今年最小の満月(2月24日)に比べて、直径で約14%、面積で約30%大きく、夜空で存在感を示します。満月の瞬間は20時26分頃。東京では16時48分頃、大阪では17時06分頃が月の出時刻となります。東京など、雲に覆われそうな地域もありますが、雲の切れ間から姿を現す瞬間を狙ってみてもいいのではないでしょうか。
満月は月毎に様々な呼ばれ方をするのをご存知でしょうか?10月の満月は「ハンターズムーン」と呼ばれています。ハンターズムーンという名前は、北アメリカの先住民文化に根付いたものです。秋の終わり、冬に備えて食料を蓄える必要があり、この時期に鹿やその他の動物が狩られていました。夜が長くなり、作物の収穫が終わった後は、動物たちが食べ物を求めて活発に動き回る時期で狩猟に適していました。そこで、狩猟の目安として、ハンターズムーンと名付けました。他にも、2月はスノームーン、5月はフラワームーン、12月はコールドムーンなど様々な名称で呼ばれています。満月を眺めるだけでなく、その名称について知ると、月に対してより親しみを感じるはずです。
1月 | ウルフムーン |
2月 | スノームーン |
3月 | ワームムーン |
4月 | ピンクムーン |
5月 | フラワームーン |
6月 | ストロベリームーン |
7月 | バックムーン(バクムーン) |
8月 | スタージャンムーン |
9月 | ハーベストムーン |
10月 | ハンターズムーン |
11月 | ビーバームーン |
12月 | コールドムーン |
そんなスーパームーン、ハンターズムーンを眺めるだけではもったいない!綺麗な月を目にしたら、手に持っているスマホで撮影したくなりませんか?しかし、いざスマホで試しに撮ってみると、月が真っ白で全然月に見えない写真となってしまうことも珍しくありません。みなさんもその様な経験、ありませんか?月は見た目以上に明るいため、スマホカメラアプリでそのままの設定で撮ってしまうと露出オーバーで白飛びしてしまいます。そのため、露出を下げる、プロ(マニュアル)モードを活用して、適正な設定にして撮影する必要があります。他にも、スマホと望遠鏡を組み合わせて撮影する方法もございます。詳しい設定方法は「スマホで月を綺麗に撮る方法!iPhone・Androidで試せる設定をご紹介 」の記事で解説しておりますので、是非ご覧下さい。
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ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2024年10月17日 16:25 |
更新日 | 2024年10月17日 17:57 |