本日、2024年6月22日(土)の満月は午前10時8分頃でした。時間帯的に月の観測は難しかったですが、本日の夜にほぼ満月の月を眺められます。ただ、天気の関係で本日の月を観測できるエリアは限られそうです。北海道や東海、関西、中国、四国、九州では観測は難しそうですが、関東や東北ではチャンスがありそうです。
ところで、満月は月毎に様々な呼ばれ方をするのをご存知でしょうか?6月の満月は「ストロベリームーン」。これはアメリカの先住民が名付けたもので、6月は野いちごの収穫時期であることから「ストロベリームーン」と呼ばれるようになりました。勘違いされることがありますが、月がいちごの色に見える訳ではありません。他にも、1月はウルフムーン、3月はワームムーン、9月はハーベストムーンなど様々な名称で呼ばれています。
1月 | ウルフムーン |
2月 | スノームーン |
3月 | ワームムーン |
4月 | ピンクムーン |
5月 | フラワームーン |
6月 | ストロベリームーン |
7月 | バックムーン(バクムーン) |
8月 | スタージャンムーン |
9月 | ハーベストムーン |
10月 | ハンターズムーン |
11月 | ビーバームーン |
12月 | コールドムーン |
スマホでの月の撮影は難しいと思いますか?確かにスマホのカメラは望遠機能などハード性能的に月の撮影は難しいこともあります。「白飛びして全然綺麗に撮れない」という声も聞こえてきます。お手持ちのスマホでもシャッタースピードやISO感度などを適切な設定にすることで月が撮影できる場合があります。例えば、プロ(マニュアル)モードを活用して適正な露出に設定すれば月面の模様を写せる可能性も。詳しい設定方法は「スマホで月を綺麗に撮る方法!iPhone・Androidで試せる設定をご紹介 」の記事で解説しておりますので是非ご覧下さい。
満月は見た目以上に明るく、実は機材さえ揃っていれば撮影難易度は難しくありません。満月の撮影の際は、月が明るいのでシャッタースピードは速く、低感度の設定で撮影します。その設定を固定するために、マニュアル撮影モード(Mモード)を選択します。シャッタースピードは1/200秒。ISO感度は100。撮影して、月が暗いようであればISO感度を200、400と上げてみます。シャッターボタンを押す際にブレやすいので、レリーズ(リモートシャッター)の使用をオススメします。詳しい設定方法は「一眼レフで月を綺麗に撮影するコツ!ISO感度、F値など設定をご紹介 」の記事で解説しておりますので是非ご覧下さい。
ライター名 | 夜景写真家 中村勇太 |
プロフィール | 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。 |
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夜景写真家 中村勇太公式サイト 夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太 |
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配信日 | 2024年06月22日 16:37 |
更新日 | 2024年08月23日 00:58 |