台湾の新型コロナ対策を担う中央感染症指揮センターは2022年2月24日の会見で、2022年3月7日より台湾へのビジネス目的での入国を再開することを発表しました。台湾への視察や投資、契約などのビジネス活動を目的とした外国人の入国の申請を受け付けるとしています。
台湾は昨年より入国できる者は台湾パスポート保有者の台湾国民、台湾国民の配偶者及び未成年の子供など限られた者しか受け入れていませんでした。外国人観光客の受け入れはまだ先になりますが、今回のビジネス目的に入国再開は正常化への大きな一歩となります。
台湾への入国は特別入国許可を申請しビザを取得する必要があります。ビザの申請窓口は台北駐日経済文化代表処となります。台湾への入国の流れは以下のページでご紹介しております。
関連ページ:台湾渡航はいつから?入国制限、隔離措置、新型コロナウイルスの状況など | 夜景FANマガジン
入国後の隔離期間はこれまで14日間でしたが2022年3月7日より10日間に短縮されます。隔離期間に入国日は含まれません。入国から11日目で隔離期間は終了します。隔離期間終了後は7日間の自主健康管理期間が設けられ、この間はイベントへの参加や人が多い場所への外出や外食は制限されます。
入国後の隔離場所は台湾政府が指定した隔離ホテル(防疫ホテル)か在宅が認められています。在宅は「1人1戸」を原則に自身の自宅か親戚、友人の住居が認められます。「1人1戸」の環境が整わない場合は隔離ホテルでの滞在が必要となります。
実際に台湾に入国して隔離ホテルで生活した夜景FANの中村勇太が隔離ホテルでの生活を紹介しております。以下のページをご覧下さい。
関連ページ:台湾入国後の隔離ホテルの費用、予約方法、食事を隔離経験者が解説! | 夜景FANマガジン
2022年2月24日に中央流行疫情指揮センターより発表されたビジネス入国に関するプレスリリースでは、台湾ビジネス入国の条件としてワクチン接種の有無について言及はありませんでした。ただ、入国時や台湾国内での行動の際にワクチン接種の有無について尋ねられることがあり、スムーズな移動のために可能であれば接種を終えてから入国することを推奨いたします。
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配信日 | 2022年02月25日 14:19 |
更新日 | 2022年03月03日 16:36 |