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感染拡大中の台湾で新型コロナに感染 陽性判明後の隔離生活をご紹介

台湾で新型コロナに感染しました

 ゼロコロナを継続し、コロナ対策の優等生と評価されていた台湾ですが、4月28日に初めて新規感染者が1万人を超え、5月12日以降連日6万人を超えています。そんなコロナ禍の台湾で、私が新型コロナウイルスの陽性者となってしまいました。このページでは、感染発覚から隔離生活の様子をご紹介します。

感染発覚から隔離生活の経過をご紹介

日にち
5月10日(火) 喉の痛み、鼻水、軽い咳、倦怠感など風邪の症状が確認される。
5月11日(水) 症状が続く。
5月12日(木) 症状が続くため、抗原検査キットで検査を行い陽性の結果となる。
5月13日(金) 病院でPCR検査を実施。即日、PCR検査の結果の通知が届き、陽性であることが判明する。自宅での隔離生活が始まる。
5月14日(土) 隔離1日目。衛生福利部からSMSにて、自己申告システムへ隔離場所や濃厚接触者の情報入力を求める通知が届く。指示に従い入力を行う。
5月15日(日) 隔離生活2日目。症状は喉の痛みのみ。
5月16日(月) 隔離生活3日目。病院から現在の症状を確認する電話がある。
5月17日(火) 隔離生活4日目。
5月18日(水) 隔離生活5日目。
5月19日(木) 隔離生活6日目。
5月20日(金) 隔離生活7日目。

5月5日(木)

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 現在台湾では接触確認アプリの導入が進められています。スマホにこのアプリをインストールすると、陽性者の接触履歴を確認できるというものです。この日、初めて陽性者との接触が確認できました。政府は同アプリで陽性者と接触があり、新型コロナに感染した際の症状が確認できる場合は抗原検査キット(簡易検査キット)での検査を勧めています。この日、特に症状はありませんでしたが試しに抗原検査を行ったところ結果は陰性でした。

5月6日(金)

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 翌日、接触確認アプリ上で接触履歴が更新されました。症状がないため様子見としました。

5月9日(月)

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 5月9日、接触確認アプリ上で接触履歴が更新されました。症状がないため様子見としました。

5月10日(火)

 喉の痛み、鼻水、軽い咳、倦怠感など風邪の様な症状が確認されました。抗原検査キットで検査したところ陰性でした。風邪薬を飲み様子を見ることにしました。

5月11日(水)

 前日からの風邪の様な症状が続きました。この日も風邪薬を飲み様子を見ることにしました。

5月12日(木)

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 風邪の様な症状が続くため、再度抗原検査キットで検査したところ陽性の結果となりました。同居する別の家族も陽性の結果が出ました。この後直ぐ、自宅内でもマスクを付け陰性の家族と距離を置きました。

5月13日(金)

 抗原検査キットでの陽性の結果を受け、PCR検査を行うために対応してくれる病院探しを始めました。自宅ある蘆洲近くでは対応してくれるところがなかなか見つからず、台北にある台北医学大学附設医院まで行くこととなりました。抗原検査キットで陽性の結果が出ているため、バスや地下鉄など公共交通機関を利用することができません。自家用車や防疫専用タクシーを利用する必要があります。

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 台北医学大学附設医院に到着するとすでにPCR検査を待つ方々の長い行列ができていました。約1時間ほど並び、受付を行いPCR検査を行いました。検査は15秒程度で終了。

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 台北医学大学附設医院では、私の様に抗原検査キットで陽性、かつ症状が軽症の場合の急患料と検査費用の一部負担となります。無検査、無症状の方は検査費は自己負担となります。

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 実際の費用ですが、私は現在台湾で無保険状態のため保険適用されず1,875元でした。この費用には薬代も含まれています。

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 処方された薬は解熱剤、咳止め、鼻水止め。この頃には症状はかなり軽かったため、飲むことはありませんでした。
PCR検査の帰りも公共交通機関を利用することができません。

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 検査結果は当日、SMSで知らせがありました。PCR検査の結果は陽性。この日から正式に隔離期間となりますが、検査当日は隔離0日目とし、翌日から隔離期間のカウントが始まります。隔離期間は7日間。隔離期間終了後は、外食等が禁止となる自主健康管理期間が7日間設けられます。

5月14日(土)

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 PCR検査の翌日、衛生福利部から自己申告システムへの情報入力を求める通知がSMSで届きました。このシステムに、隔離場所や私との濃厚接触者の情報を入力します。

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 自己申告システムへの情報入力後、接触確認アプリに自身が新型コロナウイルスのPCR検査の検査で陽性となったことを入力します。これにより、私と接触があった方々に私との接触時間のが表示されることとなります。

5月15日(日)

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 隔離生活2日目。当然ですが、同居している家族も新型コロナウイルスの陽性者のため、接触確認アプリでも長時間陽性者と接触していることが確認できます。この段階で、症状はほとんどなくいつも通りの体調となっていました。

5月16日(月)

 隔離生活3日目。午前中に病院から、症状の確認の電話がありましたので、ほとんど症状は確認されなくなった旨を伝えました。

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 私との濃厚接触者である同居家族向けに抗原検査キットが届きました。同居している家族は検査の結果陰性。同居家族の隔離期間は3日間の為、これで隔離期間が終了となります。

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 私が抗原検査を行ったところ、T線がだいぶ薄くなっていました。

 また、台湾政府は感染者と同居する者に義務付けている3日間の隔離について、3回目の新型コロナワクチンを接種していることを条件に免除することを発表しました。これは5月17日から実施されます。ただ、感染者の陽性判明後から7日間は仕事や生活必需品の買い物など最小限の外出に留め、抗原検査キットで陰性であることを確認する必要があります。

※経過は随時更新していきます。

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ライター情報

ライター名 夜景写真家 中村勇太
プロフィール 日本夜景オフィス株式会社代表取締役。日本と台湾を取材する夜景写真家。夜景コンサルタント®。夜景情報サイト「夜景FAN」編集長。夜景撮影セミナー講師、ガイド・解説、テレビ・ラジオ番組出演、記事執筆、企画監修等、夜景に関することであれば何でもお任せ下さい。
ライターWebサイト 夜景写真家 中村勇太公式サイト
夜景FAN | 夜景写真家・フォトグラファー 中村勇太
SNSアカウント

X(Twitter): @yakeifan_naka

Instagram: yakeifan_nakamura

配信情報

配信日 2022年05月17日 02:00
更新日 2022年05月17日 03:28

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